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参考資料 毛沢東語録 (本文抜粋)
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/171.html
投稿者 愚民党 日時 2006 年 10 月 06 日 12:02:34: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 米国国債を誰が引き受けるのか? 投稿者 愚民党 日時 2006 年 10 月 05 日 22:24:07)

参考資料 毛沢東語録(本文抜粋)

 http://www.uranus.dti.ne.jp/~yuugeki/chimou01.htm

八、人民戦争

 革命戦争は大衆の戦争である。大衆を動員してこそ、戦争を遂行できるし、大衆に依託してこそ、戦争を遂行できる。

   《大衆生活について、工作の方法に注意せよ》(1934年1月27日)、《毛沢東選集》第一巻第131ページ

 

 本当の鉄壁とは何か?大衆である。心を込め、誠実に革命的群衆を守ることである。これぞ本当の鉄壁であり、いかような力も打ち破ることはできない。完全にできない。反革命が我々を打ち破ることはできないが、我々は反革命を打ち破らなければならない。革命政府の周囲には、百万千万の大衆が団結し、我々の革命戦争を発展さ

せれば、全中国を奪取することもできる。

   《大衆生活について、工作の方法に注意せよ》(1934年1月27日)、《毛沢東選集》第一巻第134ページ

 

 戦争の巨大な力のもっとも深い根元は、大衆の中に存在する。日本が我々を迫害する主な原因は、中国大衆が無秩序の状態だったからである。この欠点を克服すれば、日本侵略者が我々数億の立ち上がった人民の前に置かれた時、一匹の野牛が火陣の中に放り投げられたのと同じように、我々の恫喝がそれを飛び上がらんばかりに脅かすであろう。この野牛は必ず焼き殺さねばならない。

   《持久戦論》(1938年5月)、《毛沢東選集》第二巻第501ページ

 

 帝国主義者が我々を迫害するなら、真っ向から相手にならなくてはならない。我々には強大な正規軍だけでなく、大規模な民兵も必要である。こうすれば、帝国主義が我が国を侵略してきた時、一歩も進むのが困難となる。

   新華社記者との談話(1958年9月29日)、1958 年10月1日《人民日報》

 

 人民の遊撃戦争は、すべての革命戦争の観点から見れば、主力の紅軍と左右の手の間柄である。主力行軍だけで、人民の遊撃戦争がなければ、片腕の将軍のようなものだ。根拠地の人民の条件とは、具体的に、特に作戦方面で言えば、武装している人民である。敵はこれを恐れる。主要地の人民の条件もこの一点に尽きる。

   《中国革命戦争の戦略問題》(1936年12月)、《毛沢東選集》第一巻第221ページ

 

 戦争の勝敗は、主に双方の軍事、政治、経済、自然の諸条件で決まる。これは間違いない。しかしそれだけでなく、双方の主観指導の能力によっても決まる。軍事家は物質条件の許す範囲外で戦争の勝利を期待せず、物質条件の許す範囲内で勝利を勝ち取らなければならない。軍事家の活動する舞台は客観的物質条件の上に構築されるものだが、軍事家はこの舞台でいろいろな、荘厳な、勇猛な、勇壮な活劇を演出することができる。

   《中国革命戦争の戦略問題》(1936年12月)、《毛沢東選集》第一巻第175ページ

 

 戦争の目的とは他でもなく、“我を保ち、敵を消滅する”(消滅とは、敵の武装を解除することで、“敵の抵抗力を奪う”もの。肉体を消滅させるわけではない)ことである。古代の戦争は、矛と盾を用いた。矛は攻撃、敵を消滅するもの。盾は防御、自分を守るもの。今日の武器も、畢竟この二者の延長である。爆撃機、機関銃、遠距離射砲、毒ガス、これは矛の発展であり、防空壕、ヘルメット、コンクリート工事、防毒マスク、これは盾の発展したものである。戦車はこの二者が合体してできた新型兵器である。攻撃とは、敵を消滅する主要手段だが、防御も捨てるわけにはいかない。攻撃は直接的を消滅すると同時に自分を守るためでもあるから、敵を滅ぼさねば、自分が滅ぼされる。防御とは、自分を守る直接的なものだが、同時に攻撃を支え、もしくは攻撃に移るための一種の手段でもある。退却とは、防御の一種で、防御の継続でもある。追撃とは、攻撃の延長である。およそ戦争の目的の中で最も重要なのは、敵を消滅することで、自分を守ることはその次である。なぜなら、敵を大量に滅ぼすことにより、はじめて有効的に自分を守ることができるからである。よって敵を消滅させる主要手段にできる攻撃こそ最も重要で、敵を消滅させる補助手段や自分を守る手段にできる防御は次に重要である。実際の戦争では、防御に多くの時間を割き、その他の時間を攻撃に費やすのだが、戦争全体を通してみれば、やはり攻撃が主体である。

   《持久戦論》(1938年5月)、《毛沢東選集》第二巻第471〜472ページ

 

 あらゆる軍事行動の指導原則は、皆一つの基本原則から成り立っている。それは、できるだけ自軍の力を残し、敵軍の力を消滅させることだ。……戦争時に勇敢と犠牲を奨励するのはどういうことか?戦争の度に代価を払わねばならない。時には莫大な代価だ。これは“自分を守る”ことと相反しないのか?実は少しも矛盾していない。正確に言えば、相反するものにも同一性があると言うことである。この種の犠牲は敵を消滅するのに必要であるばかりでなく、自分を守るにも必要で――部分的な“損失”(犠牲もしくは支払い)は、軍全体の恒久的保存に必要だからである。この基本的な原則に則って、全体の軍事活動を指導する一系統の原則が発生する。射撃の原則(体の隠蔽、火器を使う。前者は自分を守るため、後者は敵を消滅するため)から始まって、戦略の原則まで、すべてこの基本原則の精神に通じている。すべての技術的、戦術的、戦役的、戦略的な原則は、この基本原則を施行したときの条件である。自分を守り、敵を消滅する原則は、すべて軍事原則的根拠である。

   《抗日遊撃戦争の戦略問題》(1938年5月)、《毛沢東選集》第二巻第397〜398ページ

 

 我々の軍事原則は、(1)分散または孤立した敵をまず叩き、それから集中または強大な敵と戦う。(2)まず小規模の都市から中規模の都市、広大な農村を取り、それから大都市を取る。(3)敵の生産力の殲滅を主要目的に置き、都市や地方の保護または奪取を主要目的にしない。都市や地方の保護、奪取は敵の生産力を壊滅したときの結果であり、往々にして何度も取りつ取られつして、やっと最後に保護か奪取できるからだ。(4)戦いの度に、絶対優勢な兵力を集中(敵軍に二倍、三倍、四倍、時には五倍、六倍にも勝る兵力)させ、完全に包囲し、これを殲滅する。アリ一匹漏らさない。特殊な状況下で、敵に壊滅的打撃を与える方法は、全力を集中して敵の正面及びその一翼または二翼を攻撃して瓦解させ、その間に我が軍が迅速に移動して他の敵軍を殲滅させることである。損失の多い、または損害の激しい消耗戦は極力避けることだ。こうすれば、(数の上では)我が軍が劣勢でも、一つ一つの局面、一つ一つの具体的な戦局上では我々が絶対的に有利であり、戦争の勝利を保証してくれる。時間の経緯に従い、我々はすべての敵を滅ぼすまで、全体局面上の優勢を得るであろう。(5)準備のない戦いはしない。自信のない戦いはしない。戦いの前はできるだけ準備を整えておくこと、敵軍の条件と比べて勝利の確信を持てるようにすること。(6)勇敢な戦闘、及び犠牲や疲労、連続作戦(短期間内での連続的な戦闘)を恐れない気風を育てること。(7)できるだけ大衆運動によって敵を倒すこと。同時に陣地攻撃で敵の拠点や都市を奪うことも重視すること。(8)都市攻撃の問題上、敵軍の守備の脆弱な拠点と都市を必ず奪取すること。中規模程度の守備で、状況によっては奪取できる拠点や都市は、機会を見てこれを取る。守備が強固な拠点や都市は機が熟した後で奪取すること。(9)敵軍捕虜のすべての武器と人員は我が軍に補充する。我が軍の人と物の供給源は主に前線からである。(10)戦いの合間を利用し、部隊を休息させ、整頓すること。休息の時間は長すぎてはいけない。敵軍を息を継がせる時間を与えないようにすればいい。以上、人民解放軍が蒋介石を打ち破った主な戦法である。そして、これは人民解放軍が国内外の敵軍と長期に渡った作戦の中で、培ってきたものであり、我々の現在の状況と完全に適合している。……我々の戦略戦術は人民戦争の基礎の上に立ったものであり、いかなる反人民の軍隊も我々の戦略戦術をまねることはできない。

   《現在の形勢と我々の任務》(1947年12月25日)、《毛沢東選集》第四巻第1247〜1248

ページ

 

 優勢でありながら準備をしないのは、本当の優勢ではない。積極的でもない。これが分かれば、劣性でも準備を整えた軍隊は、敵軍に対して不意の攻勢を仕掛けることができ、優勢者を打ち負かすこともできる。

   《持久戦論》(1938年5月)、《毛沢東選集》第二巻第481ページ

 
http://www.uranus.dti.ne.jp/~yuugeki/chimou01.htm





村井 友秀, 戦略研究学会

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毛 沢東, 毛沢東文献資料研究会

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