★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ46 > 158.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 「陰謀史観パッシング派の水準」について少しだけ(日本社会と欧米社会の差か?) 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 10 月 03 日 18:23:24)
阿修羅への転載の仕方がよろしくなかったですけど、[AML 9739] (傍観者Dさん)のmsgは、[AML 9712] (hagitaniさん)のmsgを受けたものです。
つまり、5〜6年前(7〜8年前?)の木村愛二さんの「ガス室なかった論」の殴りこみ(笑)で起こった論戦に比べて、昨年末からの「911陰謀論バッシング」のレベルは落ちるということ。
ま、サヨ〜ク側も落ちたものよ・・・という慨嘆でもあるわけです。
ご存知でしょうが、10年ほど前に「マルコポーロ廃刊事件」というのがありました。
この問題は、巷では埋もれてしまったのですが、PCVAN(パソコン通信)で、廃刊の是非〜言論の自由問題から、「ガス室はあったのか?」という議論に発展し、足掛け2年の及ぶ論争がありました。
当時の電脳通信人口がニポン合計で5百万程度ですから、社会の片隅のことですが。
パソコン通信(PCVAN)からインターネット(BIGLOBe)への移行で論戦は消滅しましたが、当時の論客の三鷹板吉さんが、HP(「三鷹食堂」)で、少しだけ公開してます。
「三鷹食堂」
http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/index.htm
小生は、同氏が和訳した「ニッコープロジェクトQ&A」も、西岡昌紀氏の「ガス室なかった論」と同じ程度に穴があるのではないか?と主張しましたね。
提供された資料ベースではどっどっちもどっちだが、資料精度ではどちらかと言えば「あった」と考えるべきだろうということです。
ただし、この論争は「ガス室があったか否か」に終始し、政策論などは主流にはなりませんでした。
(はっきり言って「なかった派」は政策論はまるで駄目、ボッチャン右翼レベルだったということです。あわせて、マルコの著者が、科学的知見も思考力もないことが暴露されましたね。「なかった派」は、著者を無視して純粋にガスの物性から展開せざるを得なかったです。)
その後、メーリングリストのAMLで、論戦が展開されました。hagitaniさんのmsgは、その部分を述べているわけです。
このAMLの論戦には参加してません。木村氏には文献の解釈ミスなどを二三回メールしましたけど、政治論なんて面白くもありませんから。
ナチスは悪い子に決まってるのであって、強盗犯か強姦魔か殺人犯かなんて精査する気はありませんからね。殺されたユダヤ教徒やロマが悪党か良民か分けてもナチスが殺人犯であることには変りはありませんです。
AMLについては、hagitaniさんの下記部分に同意する次第です。
> 木村さんは「いかにもその通り(ネオナチ、反ユダヤからの引用)だが、ガス
>室問題に疑問を呈することすら悪法
>によって弾圧されている状況のなかで、あえて物を言うのはネオナチかレビジョ
>ニストしかいない、それを引用するのが悪いか。個々の主張の是非で判断してほ
>しい」と開き直ることもできたはずなのに、そうはせず、議論と無関係なことば
>かり言っていました。大変残念なことです。
http://www.asyura2.com/0610/bd46/msg/130.html
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-October/009311.html
ま、木村さんを弁護しておけば、PCVANでの論戦では、彼は資料提供くらいの役割であって、考察は他の参加者がやりましたけど、AMLでは孤軍奮闘状態で、おまけにナチス研究者のカヲル・ヤマザキ氏がいましたからねぇ。
どちらが正しいとかいふ以前に知見の深さで負けてしまったと思います。情報量の差ですね。
AMLでの論戦の一部は、下記にあります。
「憎まれ愚痴」木村愛二
http://www.jca.ax.apc.org/~altmedka/にあります
「ホロコーストを否定する人々」カヲル・ヤマザキ
http://clinamen.ff.tku.ac.jp/Holocaust/index.html
「発言録特別編 -- 木村愛二氏とのガス室論争」高橋亨http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/holocaust/holocaust.htm
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ46掲示板
フォローアップ: