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中国、衛星破壊のミサイル実験を認める
2007.01.23
Web posted at: 17:19 JST
- CNN/REUTERS/AP
北京──中国・外務省の報道官は23日の記者会見で、衛星破壊のミサイル実験を実施した事実を認めた。中国はこれまで、実験の兆候を確認した米国などから抗議を受けていたが、実験を実施したかどうかについては、明言を避けていた。
米国務省のマコーマック報道官は22日、中国政府当局者が、訪中していたヒル国務次官補に「実験」の事実を認めた、としていた。
実験を最初に報じたのは、米誌エビエーション・ウィーク・アンド・スペース・テクノロジー。同誌によると、中国が1999年に打ち上げた気象衛星「風雲1C」が、四川省の西昌宇宙センター付近から発射されたミサイルによって破壊されたという。実験は今月11日だった。
米国家安全保障会議(NSC)の報道官によれば、発射されたのは衛星攻撃用の中距離弾道ミサイルで、地上約865キロを周回する衛星に命中。
人工衛星は、米軍の通信や偵察に不可欠の手段となっているため、これを脅かす対衛星ミサイルが発射されたことについて、ホワイトハウスのスノー報道官は「懸念を抱いており、(中国側に)それを伝えた」と述べていた。
米国のほか、カナダやオーストラリアも、中国政府に対して、同様の抗議を表明していた。
http://cnn.co.jp/science/CNN200701230018.html