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(回答先: 台湾新幹線 静かに開業 台北・高雄間最短90分で [毎日新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 05 日 22:35:00)
□<台湾新幹線>システム混在でトラブル…開業後も不安の声 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070105-00000104-mai-int
<台湾新幹線>システム混在でトラブル…開業後も不安の声
1月5日20時8分配信毎日新聞
【台北・庄司哲也】日本の新幹線技術の初の海外輸出となった台湾高速鉄道(台湾新幹線)は5日、開業にこぎつけたが、建設中から日本と欧州のシステムの「混在」によるトラブルが相次いだことから、開業後も安全面での不安を指摘する声がくすぶっている。
台湾新幹線を巡っては三井物産、三菱重工業、東芝などの日本企業連合と独シーメンス社、仏アールストン社など欧州企業連合が受注競争を展開。97年に欧州側が契約を結んだが、99年に日本企業連合が逆転受注に成功。この経緯が「車両は日本、ポイントはドイツ、通信はフランス」と各国の運行・制御システムが混在する原因となった。
「日台経済協力の象徴」とされ、総工費約4800億台湾ドル(約1兆7000万円)の大型事業だが、台湾では「開業の遅れは日本側の非協力的な態度が原因」との批判が出た。一方、日本側関係者には「新幹線とは別の乗り物。『新幹線』と呼んでほしくない」という声もある。
台湾北部の桃園駅にある管制センターでは日本、ドイツ、米国などのスタッフが運行を管理している。台湾人運転士の養成不足から、日本の新幹線やフランスの高速鉄道(TGV)の運行経験がある外国人運転士に頼っているのが現状。
台湾のTVBSテレビの世論調査によると、74%が運行や安全性に「不安が残る」と答え、「不安はない」はわずか21%だった。消費者団体は安全性が確保されるまで乗車を控えるよう市民に呼びかけている。