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(回答先: 李統一部長官「北朝鮮の貧困解決は民族的責任」(朝鮮日報) 投稿者 gataro 日時 2007 年 1 月 03 日 11:22:56)
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2943926/detail から転載。
李統一部長官の発言は南北首脳会談の下準備か
李在禎(イ・ジェジョン)統一部長官が「新年の辞」で「北朝鮮の貧困問題解決」を強調したのは、南北首脳会談とどのような関係があるのだろうか。
李長官は「韓半島(朝鮮半島)の平和のためには、核問題と同時に貧困問題の解決にも努力するしかない」と述べた。これは「北朝鮮が核さえ放棄すれば貧困問題は自然に解決する」という国際社会の見方とは異なる。政府も公式的には「核解決後に経済支援」との立場を表明してきた。李長官は「まずは核解決」という原則が変わったのかとの質問に対し、「新年の願いにすぎない」と弁解したが、政界や学界の見方は穏やかではない。
与党サイドでは、新年も引き続き南北首脳会談について言及しており、遅くとも春には具体的な交渉が必要と見ている。それには韓国からの大規模支援というカードが必要だが、李長官の発言はその下準備との見方がある。
金大中(キム・デジュン)前大統領もこの日、「南北首脳会談の可能性が非常に大きくなったと思う」と述べた。金前大統領は仏教放送に出演し、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は金正日(キム・ジョンイル)総書記のソウル訪問にこだわっていない。どこででも会うと言っている。問題は北朝鮮の態度だ。時間は経っているが約束したことなので、北朝鮮は首脳会談に応じるべきだ」と語った。
さらに金前大統領は与党ヨルリン・ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)元議長(代表にあたる)との会談でも「南北首脳会談を定例化し、誰が次の大統領になっても首脳会談をするべきだ」とし、またヨルリン・ウリ党の執行部に対しても「盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の任期中に、南北首脳会談で南北関係を一歩前進させなければならない」と主張した。
大統領の諮問機関である東北亜時代委員会の李洙勲(イ・スフン)委員長は、平和放送とのラジオインタビューで「条件が整い南北間の交渉が目に見えてくれば、南北首脳会談は成就するだろう」と予想した。同氏は米国が北朝鮮の核問題に積極的なことから、(首脳会談は)核問題の突破口になるとの見方を示した。
宋旻淳(ソン・ミンスン)外交部長官も「首脳会談のドアは常に開かれている」と述べ、ヨルリン・ウリ党の千正培(チョン・チョンベ)議員も自らのホームページに「南北首脳会談は核問題を解決し、韓半島の平和体制を構築する画期的な転機となるだろう」との文を掲載している。
これに対して高麗大学の南成旭(ナム・ソンウク)教授は「政府が食料支援や離散家族再会、長官レベルの会談を経て首脳会談を行うために無理をしているようだ」と語った。また「人道主義的原則を強調した」と評価した東国大学の高有煥(コ・ユファン)教授や慶南大学の金根植(キム・グンシク)教授らも「北朝鮮の核問題に進展がなければ首脳会談は困難だろう」との見方を示している。
安容均(アン・ヨンギュン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報JNS
2007年01月03日11時01分