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http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83123&servcode=500§code=500 から転載。
金総書記、10年以上続かない
脱北者らは北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)政権が「臨界点」を過ぎており、10年以上続くのは難しいだろう、という見方を示した。
統一研究院が27日、脱北者の定着を支援する施設「ハナ院」で教育を受けた脱北者ら314人を対象に、アンケート調査を行ない、その結果を発表した。それによると「北朝鮮体制の耐久力評価」で、回答者の71%が「金正日政権が今後10年以上続くのは難しい」という見方を示した。
また、北朝鮮の「危機」のレベルについては、理念(3.47)、エリート(2.77)、経済(3.24)、統制(2.72)、対外(3.39)など各項目の平均が3.12になり、臨界点(3.0)を超えたものと評価された。評点1は、体制が「非常に安定的」、2は「概して安定的」、3は「体制危機の臨界点」、4は「体制の不安定性が非常に高い状態」を、それぞれ意味する。
とりわけ、金日成(キム・イルソン)−金正日の世襲に関連した評価は、「概して否定的」(3)と「非常に否定的」(4)という評点の中間にあたる3.41になり、金正日に続く3代目の世襲については3.56で、さらに強い拒否感が示された。
北朝鮮の現政権が維持される理由には「外部の情報を遮断しているため」(27.9%)、「社会統制を強化しているため」(26%)、「思想教育を強化しているため」(22.4%)、「先軍政治を強化しているため」(15.9%)の順に回答した。報告書はこれに関連、北朝鮮で公安機関などによる社会統制が順調に進んでおり、現在の「社会的逸脱行為」が政権維持を脅威するレベルのものではない、と分析した。
2006.12.27 15:40:29