★阿修羅♪ > アジア6 > 732.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://list.jca.apc.org/public/aml/2006-December/010640.html から転載。
[AML 11050] ●平澤「汎対委」の論評(基地移転の遅延報道と関連)
kenju watanabe nrc07479 at nifty.com
2006年 12月 16日 (土) 10:17:09 JST
日韓ネット@渡辺です。
韓国・平澤基地拡張が当初の予定とされた2008年から大幅に遅延しそうだとの一部報道に対する平澤基地拡張阻止汎対委の論評を紹介します。
***************************************************************************
「平澤汎対策委」が発表した基地移転の延期報道に関連した論評(2006年12月13日)
<論評>基地移転の延期と関連して
一部マスコミでは、当初2008年まで完了するといっていた平澤米軍基地の拡張が2013年に遅れそうだ報道された。これは、韓米間の交渉遅延や基地拡張反対闘争などによるものだといっている。
実際、2008年までに米軍基地の拡張が完了できないというのは、すでに予測され確認されたことだ。その根拠は、2004年12月国会の統一外交通商委員会・米軍再配置公聴会で、「2008年までの基地移転は困難だろう」という議員の指摘や、2006年4月30日の平澤汎対策委員会と政府との話合いの席上でもパク・キョンソ在韓米軍基地移転推進団長が「2008年まで基地移転は物理的に困難だ」と発言したことから明らかだ。盧武鉉大統領も戦時作戦統帥権の返還と関連し、基地移転の延期について言及している。
韓国国防部はこのように予定通りの基地移転が困難だと予測され、用地拡張を確保するための切迫した必要性もなかったにも関わらず、5月4日に住民の土地を強奪するため、種をまいた農地に鉄条網を張り、住民共同体の古巣であった大秋小学校・分校を破壊した。これは国防部が住民を作戦の対象としてしか見ていなかったということを物語っている。私たちは、米国の要求にしたがって住民を死に追いやる国防部の非理性的判断と野蛮な暴力は、必ずや歴史的審判を受けるであろうということを再度明らかにするものだ。
もはや明確に、米軍基地移転の時期に関する再交渉は避けられない。また、在韓米軍移転の性格は政府が否認しつづけてきたのと異なり、米国の海外駐留米軍の再配置計画と在韓米軍の戦略的柔軟性によるものであることが韓米当局によって確認されている。米8軍司令部の解体・縮小、韓米連合司令部の解体、また在韓米軍の追加削減も推進されつつある。当然、この費用問題も再検討されるべきであろう。
今や韓国国民の80%以上が再交渉を要求している。これは再交渉が国民的要求であることを示すものだ。したがって、韓米当局は移転時期のみならず在韓米軍の再配置に関する全面的な再交渉を行い、協定を全面的に改定すべきだ。
韓国政府はこの時期に及んで4万坪の基地拡張、費用の縮小、空家の追加撤去などを云々している。基地縮小すら問題なのに、基地拡張について言及するとは一考の価値もないことだ。返還基地の環境汚染クリーンアップ費用のほとんどを韓国側が負担し、米軍家族住宅の賃貸料さえも防衛費の負担金で支給する陰謀を企てながら、費用の縮小などを口走るのは、国民に対する詐欺と同じだ。さらに空家撤去によって、(平澤・大秋里)住民に対する脅迫を加えるのは、政府が米国に対する忠誠心を誇示するためのものだとしか言えまい。
韓国政府はこれ以上住民に対する脅迫と国民への欺瞞を中断し、国民の声に真摯に耳を傾けて、平澤米軍基地拡張に関する全面的な再交渉を行うべきであり、われわれはこれを再度要求する。
国会も自ら同意した協定に重大な変更事項が発生しているところから、当然この問題に対する全面的な再検討を行わなければならない。そうしてこそ、これまで権限と責務を自ら放棄してきた国会議員としての職務を取り戻すことになろう。
平澤米軍基地拡張阻止汎国民対策委員会
【関連投稿】
阿修羅内をGoogle([平澤 韓国])で検索 ⇒
http://groups.google.co.jp/group/asyura_bbs1/search?group=asyura_bbs1&q=%E5%B9%B3%E6%BE%A4%E3%80%80%E9%9F%93%E5%9B%BD&qt_g=1&searchnow=%E3%81%93%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%92%E6%A4%9C%E7%B4%A2