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同胞女性、日本当局の弾圧に抗議
国会前で抗議する日本各地から集まったオモニたち
日本当局の不当な政治弾圧に反対し、在日同胞女性らが1日、国会前で座り込みやビラ配りなどの街頭デモを行った。
在日本朝鮮民主女性同盟(女盟)が中心となって行った「12.1オモニたちの緊急行動」には、関東地方を中心に北は北海道、南は九州まで、全国から150人を超す同胞女性が参加した。
朝鮮のミサイル発射訓練(7月)と核実験(10月)に対する日本政府の独自「制裁」措置以降、総聯施設を狙った破壊、テロ行為や朝鮮学校に通う生徒への暴言、暴行事件などが相次ぐ中、11月27日には東京都世田谷区に住む同胞女性に対する「薬事法違反容疑」を口実に、警察当局による総聯東京都本部と渋世支部、祖国訪問新潟出張所、同胞女性の自宅などに対する大々的な強制捜索が行われた。
在日朝鮮人に対する弾圧と迫害が激しさを増している中、緊急行動を起こした女性らは、当局による政治的弾圧の即時中止、「万景峰92」号の入港禁止措置の撤回、学校と子どもたちに対する迫害行為の再発防止などを訴えた。
色とりどりのチマ・チョゴリに身を包み国会前に集まった参加者らは、「総聯と在日朝鮮人に対する不当な政治弾圧を即時中止せよ」「会わせて家族に、『万景峰92』号は人道の船」「目をそらさないで、朝鮮学校生徒に対する暴言、暴行」などと書かれた横断幕やプラカードを掲げ、「不当な差別と迫害をやめろ」「オモニたちの力で学校と子どもを守ろう」「『万景峰92』号入港の即時再開を」などのスローガンを力強く叫んだ。
新社会党の栗原きみ子委員長など多くの団体、人士らが激励に訪れた
また通行人にビラを配るなどして、在日朝鮮人に対する人権侵害の状況を広く知らせた。
参加者らは、日本当局に対する糾弾の声を上げながら、同胞の生活と権利や子どもたちの未来のため、当局の政治弾圧に屈することなく最後の最後までたたかいぬくことを誓った。
現場には青年同盟など総聯各機関の活動家や同胞らが訪れ、寒空の中デモを行うオモニたちを激励した。東京朝鮮歌舞団のメンバーも緊急行動に加わり、力強い歌声で雰囲気を盛り上げた。
一方、日本人女性らも在日朝鮮女性の緊急行動への支持と連帯を表明し、街頭デモに合流した。
「朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会」「荒川日朝女性の集い」などの団体のメンバーや、新社会党の栗原きみ子委員長をはじめとする政治家、運動家ら数多くの人々が現場に駆けつけ参加者を激励、座り込みに加わるなどした。
緊急行動参加者らを前にあいさつした「朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会」の清水澄子代表は、朝鮮に対する「制裁」や在日朝鮮人に対する人権侵害は断じて許されるものではないと非難し、「朝鮮女性らの抗議行動は全く正しい」と述べた。そして、連絡会が「これからも朝鮮女性の行動を支援し、ともにたたかっていく」ことを表明した。
街頭デモの一方、各地方の女性同盟の代表らが議員会館を訪問、地元出身の民主党、社民党所属の国会議員らと面会し、緊急行動に対する支持を要請した。
議員らは、反朝鮮感情が蔓延し在日朝鮮人に対する人権侵害が相次ぐ現状に憂慮を示すとともに、在日朝鮮女性の行動に支持を表明、訪れた代表らを激励した。
緊急行動に参加した女性同盟福岡県本部の趙玉姫委員長は、「日本当局に対する怒りがいっそう強くこみ上げてくると同時に、われわれの生活と権利を何としても守っていかなければならないという気持ちを新たにした」と話し、「これからも女性たちが抗議の声を上げてたたかっていきたい」と決意を語った。(相)
引用終わり--------------------------------------------------------------------------------
戦前・戦後の在日朝鮮・韓国人の実態については、「RENK」代表の李英和氏や鄭大
均氏の著書によって広く知られるようになった。
それなのに、
「我々は常に被害者、日本は常に加害者」
「自分達は”可哀想な人間”だから、特別扱いされて当たり前」
という行動をとり続けていたのでは、余計に日本社会から浮き上がってしまう。
また”格差社会”が注目される中で、
「何故日本国民よりも、外国人の一部である在日韓国・朝鮮人だけが優先して保護されな
ければならないのか?」
と言う疑問・反発が、状況に拍車をかけている。
これらの行動が政府に、本国への強制退去の口実を与えている事に気付かないのか。
彼等は一生懸命、自分で自分の首を締めている。日本人の、彼らに対する想いが
「軽蔑」から「憎悪」に変わるのに、さほど時間はかからないだろう。