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□北「同胞愛」ウソ…「韓国に対しても平気で核を撃つ」 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/society/story/29fuji320061129013/
北「同胞愛」ウソ…「韓国に対しても平気で核を撃つ」 (夕刊フジ)
核保有国への仲間入りを盛んに喧伝する北朝鮮は、このほど「韓国を狙って核兵器を使用することはない」と声明を出して“同胞愛”を強調した。いつもの放言でなければ、射程圏内にある実質的なターゲットは「日本」ということになる。しかし、軍事評論家の江畑謙介氏は「同胞愛などウソ。北は韓国に対しても平気で核を撃つ」と看破する。
江畑氏は「米軍の手先の日本に北朝鮮は爆撃をいとわないだろうが、狙われるのが米軍基地だけと考えるのは甘い。戦時には民間空港も供与されるのだから、排除したいのは一緒」と指摘する。
一方で、江畑氏は「韓国は狙わない」という前提は「まったく意味がない。ただの幻想」と切って捨てる。
「韓国が在韓米軍と協力して抵抗する限り、北は韓国に対しても核を使う。日本だって明治維新まで同じ民族同士で戦ってきた。同じ民族だからこそ生まれる強い憎しみもある」
北朝鮮はこれまでも韓国に対し、「朝鮮戦争は米国が仕組んだもので、同胞同士が戦うことはない。一緒に半島から米軍を追い出そう」とプロパガンダをしてきた。その甲斐あってか、金大中政権以降、「太陽政策」を掲げる韓国政府は、北朝鮮に何度裏切られても厳しい制裁を避け、核実験後も援助を続けてきた。
「核を持ったから言い方が変わっただけ。これまでの韓国向けプロパガンダと性格は大差ない」(江畑氏)。つまり民族愛を持ち出す金王朝流の「太陽政策」は、今回もまた二枚舌に過ぎない。
江畑氏は「北にすれば韓国は、だまそうが殴ろうがついてくる“ヤクザの女房”のようなもの。こんな声明でおだてられて、韓国の何割かでも開戦までその気になってくれればもうけものだろう」と言い切る。
核ミサイルが米国領に届くようになるまで、金王朝は射程圏内の「米国の傀儡(かいらい)政権」である日韓に、揺さぶりをかけてくる。来月上旬にも再開される6カ国協議で、足並みはそろうのか。
[2006年11月29日16時22分]