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東京新聞HP(http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006112401000546.html)
インドネシアとFTA締結 来年中にも、資源大国と初
日本とインドネシアの自由貿易協定(FTA)を柱とした経済連携協定が、来年中にも発効する見通しとなったことが24日、分かった。インドネシアは日本最大の天然ガス輸入元。「資源大国」との初のFTAとなり、日本のエネルギー安全保障確保に向けた一助となりそうだ。
これにより日本は、東南アジア諸国連合(ASEAN)主要5カ国と協定を締結または大筋合意したことになり、東アジアの経済統合を主導する態勢が整う。
両国は昨年7月に交渉開始。安倍晋三首相とユドヨノ・インドネシア大統領が28日に都内で会談し、協定締結で大筋合意する。
協定には天然ガス、原油といったエネルギー安定供給に関する条項を盛り込む。対日供給量を減らす際には事前協議の場を設けるほか、供給契約の確実な履行や日本からの資源開発投資の環境整備も明記する見通し。
インドネシアからは、日本のホテルなどで接客業を学ぶ実習生の入国を認める。公費による観光関連の実習生受け入れは初めてで、1年間の語学研修後に2年間実習する案が有力だ。
看護師や介護福祉士の受け入れも、日本の国家資格取得を条件に認める。海外からの労働者受け入れは、フィリピンに次いで2カ国目。
インドネシアは2016年までに自動車関税を撤廃するなど、日本から輸出する鉱工業製品の関税は、ほぼゼロになる。
(共同)
(2006年11月24日 20時03分)