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中国主席「中パのエネルギー分野での協力重要」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20061125AT2M2401H24112006.html
【イスラマバード＝山田剛】パキスタン訪問中の胡錦濤・中国国家主席は24日、イスラマバードでムシャラフ大統領と会談し、二国間の投資・貿易促進を柱とする経済協力拡大や、防空システムの共同開発を含む軍事協力などで合意した。胡主席はパキスタンの原子力発電所建設に対する支援の継続も表明したが、新たな原発建設には言及しなかった。
両国政府は同日、自由貿易協定（ＦＴＡ）や経済協力5カ年計画、インフラ建設など計19の合意文書に調印。胡主席は会談後の共同記者会見で「経済成長を続ける中パ両国にとって、エネルギー分野での協力は重要な項目だ」と述べた。ムシャラフ大統領は「中国との関係は経済協力によってさらに強化される」とした。
さらに胡主席は中国の援助で建設中のパキスタン中部・チャシュマ原発について「今後もこうした協力を続けていく」と明言。ただ、パキスタンが要請していたとされる新規の原発建設については触れず、見送った格好だ。 (07:00)
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