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[wtongo][00922] 【日比EPA】比上院に批准阻止決議案が提出される
まにら新聞の記事からですが、11月22日にフィリピン上院に日比EPAの批准阻止決議案が提出されました。12月11日〜14日にフィリピン・セブで行われるASEANサミットで日比EPA批准について日比首脳会談で安倍首相とアロヨ大統領が話し合うとのニュースも。日刊ベリタ紙では、批准阻止に向けてフィリピンから上院議員が来日したいとのニュースもすでに流れており、日比EPA批准についても予断を許さない緊迫した情勢が続いています。
比日経済連携協定
比日経済連携協定で左派系政党下院議員、上院に批准しないよう訴え
左派系政党所属の下院議員は二十二日、比日経済連携協定(EPA)は有害廃棄物の国内持ち込みを促進するとして、上院に同協定を批准しないよう求める決議案を提出した。
同決議案を提出したカシーニョ下院議員は、有害廃棄物輸入は同協定が引き起こす問題の氷山の一角にすぎないと指摘。「(同協定が発効されれば)日本から有害廃棄物以外に中古車部品などが輸入され、国内製造業が壊滅的な打撃を受ける」と訴えた。
比日経済連携協定
12月に予定される比日首脳会談で、連携協定批准問題が議題になる可能性も
十二月の東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の際に予定される比日首脳会談で、比日経済連携協定の批准問題が議題として取り上げられる可能性が出てきた。比政府高官が二十日、明らかにした。
同協定は九月、アロヨ大統領と小泉首相=当時=の間で締結された。その後、比側で、日本からの有害廃棄物持ち込みが促進されるとの懸念が高まり、上院での批准難航が予想されている。
比政府高官によると、日本側は協定締結に反発する比国内世論に強い懸念を抱いており、首脳会談で批准問題を取り上げる可能性が高いという。
一方、エルミタ官房長官は二十日、マニラ新聞などの電話取材に対し、協定発効に必要な批准手続きに関して日本側に説明したことを明らかにし、「良好な比日関係を維持するためにも早期批准が望ましい」と語った。