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(回答先: <韓国>北朝鮮の人権侵害非難決議賛成へ 棄権から方針変更(毎日新聞) 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 11 月 19 日 08:35:44)
<取材日記>「北人権」に渋い顔で賛成
政府が国連の対北朝鮮人権決議案に‘賛成票’を投じることにしたが‘後味’はよくない。 03年以後、国連レベルで提起された人権問題に‘不参加’と‘棄権’で背を向けてきた政府の変化ではあるが、相変わらず躊躇する姿がみられるからだ。 特に、統一部は「今回の賛成はあくまでも国際社会の憂慮に対する共感表示のみ」とし、その意味を敢えて縮小している。 北朝鮮人権問題に対する政府の政策や基調は変わらないということだ。
これとともに対北朝鮮和解協力政策の基調維持と北朝鮮住民に対する「食糧権」問題に重みを置いている。 人権改善のためには食糧問題解決が必要という従来の論理を繰り返しているのだ。
国連の人権決議案に対する政府の賛成決定過程は難航した。 さらに北の核実験で南北関係が冷え込んだ状況で、当局対話に及ぶ否定的影響を考慮せざるを得ない統一部の立場も理解できないことはない。 しかし盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の最終決心で政府の立場が決定されれば、賛成に適切な言葉と行動が続かなければならない。 それが国民と国際社会から信頼を得る道だ。
政府内から統一部を狙って「政府側の一人が最後まで反対の立場を表明した」というような言葉が出てくるのは望ましくない。 政府がもう少し戦略的に人権決議に立場を決定していればという惜しみもある。
欧州連合(EU)が主導して出した決議文案に表決直前になって賛成の立場を決定したと発表するのは過度に消極的な態度ということだ。 政府が賛成票を投じた背景説明に、潘基文(パン・キムン)国連事務総長の進出問題を浮き彫りにするのも問題だ。
ウリ党の崔載千(チェ・ジェチョン)議員は17日、統一部長官候補者に対する国会聴聞会で、「国連事務総長輩出国になったからといって突然、北朝鮮人権問題に立場を旋回した」と批判した。 世論調査や政府・与党協議など最小限の公論化過程もなかったことに対する問題提起だ。 いまや統一部と李在禎(イ・ジェジョン)長官候補者が北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)体制の人権問題にどんな立場をとるのか、国民は見守っている。
李永鐘(イ・ヨンジョン)政治部門記者
2006.11.17 19:06:08
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=81900&servcode=100§code=120