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外交部の劉建超報道官は10日の定例会見で、朝鮮の核実験が中朝関係にもたらした影響について、次のように述べた。
朝鮮による核実験の実施は、中朝関係にマイナスの影響をもたらした。中国政府は一貫して、朝鮮との善隣友好協力関係の発展に尽力してきた。この政策は確固不動たるものであり、変更はない。中国は対朝関係の処理において、2つの原則に従っている。第1に、中朝双方の共通利益に合致すること。第2に、朝鮮半島と北東アジアの平和、安定、発展に有益であること。中国の関係部門は、朝鮮の核実験が引き起こし得る結果と影響に、細心の注意を払い続けている。これまでに中国の大気への汚染は確認されていない。
「人民網日本語版」2006年10月11日
http://test.china.org.cn/japanese/265371.htm#
朝鮮の核実験は外交努力の失敗ではない
外交部の定例会見で10日、劉建超報道官が記者の質問に答えた。
――朝鮮による先日の核実験は、中国外交の失敗を示すものではないか。
中国は朝鮮半島の核問題を解決しようとするすべての過程において重要な役割を発揮し、積極的かつ困難な努力を払ってきた。6カ国協議の過程を振り返ってみると、議長国としても、主要調停国としても、中国は一貫して積極的な努力をしてきた。事実、6カ国協議が過去数年間に重要かつ積極的な進展を遂げたことは誰もが認めている。とりわけ、昨年9月19日に6カ国協議の各国が採択した、朝鮮半島の非核化実現の目標に関する「共同声明」によって、重要な共通認識が打ち立てられた。現在最も重要なのは、これらの共通認識を実行に移すことである。あの6カ国協議の後、情勢にいくつかの新しい変化があり、また今日のような大きな困難にも遭遇した。こうした状況であるほど、われわれは一層、現在の情勢に冷静に対応していかねばならない。現在、6カ国協議の各国と世界の圧倒的多数の国々は、引き続き6カ国協議を通じた、協議と対話を通じた、朝鮮半島核問題の解決を支持している。これも6カ国協議がこの問題を解決する最良の方法であることを十分に証明するものだ。わたしは、現在の状況が中国外交の失敗であるとも、関係各国と国際社会の外交努力の失敗であるとも考えていない。まさにその反対に、われわれは引き続き、6カ国協議の路線に沿い、非核化の目標に向けて歩んでいくべきだ。
「人民網日本語版」2006年10月11日
http://test.china.org.cn/japanese/265379.htm
外交部、朝鮮に非核化と6カ国協議復帰を強く要求
外交部の劉建超報道官は10日の定例会見で、朝鮮の核実験について質問を受け、次のように述べた。
朝鮮半島の非核化実現と核拡散の防止は、中国政府の確固不動たる、一貫した立場だ。この立場に変更はない。昨日の外交部声明ですでに、朝鮮の核実験実施に対する中国政府の厳正な立場を明確に述べた。朝鮮が国際社会の普遍的な反対を無視し、横暴にも核実験を実施したことに、中国政府は断固たる反対を表明する。
中国は朝鮮に対し、非核化の約束を遵守し、情勢の一層の悪化を招く恐れのあるすべての行動を停止し、6カ国協議に復帰するよう強く求める。北東アジアの平和と安定の維持は、関係各国の共通利益に合致する。現在の情勢にあって中国政府は、冷静に対応し、対話と協議を通じた問題の平和的解決を堅持するよう、関係各国に呼びかける。このために中国は、引き続きたゆまぬ努力を払っていく。朝鮮半島の核問題を早急に6カ国協議の軌道に戻すため、中国も現在、積極的な外交努力を進め、各方面の作業に当たっている。関係各国が積極的に行動し、情勢緩和を促すよう希望する。
「人民網日本語版」2006年10月11日
http://test.china.org.cn/japanese/265366.htm