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中央アジア「非核条約」に署名(朝日新聞2006年9月8日)
旧ソ連の中央アジア5カ国が8日、かつて世界最大規模の核実験場だったカザフスタンのセミパラチンスクで、非核地帯条約に署名した。
署名したのはカザフスタン、ウズベキスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタンの5カ国。非核地帯条約が結ばれるのは、中南米、南太平洋、東南アジア、アフリカについで5番目。南極も南極条約で非核地帯とされている。
条約は、加盟国の核兵器の生産、保有、管理などを禁止している。核保有国に対しては、条約の付属議定書を締結し、地域内への核攻撃や核による脅しをしないことを求める。
アフガニスタンを攻撃した米国がウズベキスタンとキルギスに軍事基地を置く(ウズベキスタンからは昨年撤退)など、中央アジアの戦略的価値は高まっている。このため、条約が域内の核兵器の通過を禁止していることに対して、米国などが懸念を表明してきた。国連のアナン事務総長は署名式に寄せたメッセージで「中央アジア諸国が、話し合いを通じて核保有国が抱く条約への懸念を一掃するよう求める」と述べた。
カザフスタンのトカエフ外相は「豊富なウラン資源は平和目的のためだけに使用する」と表明。ウズベキスタンのノロフ外相は「テロリストが核兵器を手にすることを阻止することに条約は貢献する」と指摘した。
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http://www.ask.ne.jp/~hankaku/html/CentralAsiaNuclearFreeZone.html