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□イラク人の大多数が米軍への攻撃に賛成 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060928/1159426376
2006年9月28日(木)
イラク人の大多数が米軍への攻撃に賛成 2006/09/28
昨日のこの欄で概要を紹介したメリーランド大学の国際政策観プログラム(Program on International Policy Attitudes/PIPA)によるイラク戦争に関する世論調査について、もう少し調査結果を紹介しておきたい。
●9月初めに無作為に抽出した1150人の調査対象者に面接調査し、その71%が米軍と全有志連合軍に1年以内のイラク撤退を求めた。また、そのうちの半数以上は6ヶ月以内に完全撤退すべきだと望んでいた。
●イラク国民の61%は、米軍率いる占領軍への攻撃に賛成した。これは1月に実施した前回のPIPA調査では半数に満たず、14%の上昇だった。
●9割近くが、米軍のイラク駐留は紛争を防ぐより紛争を引き起こしている、と回答した。
●米軍に対する否定的な見解が最も増えたのは、3つの主要な共同体(シーア、スンニ、クルド)のなかではシーア派教徒だった。シーア派教徒の3人に2人が米軍への攻撃に賛成した。1月の調査では41%だった。また、シーア派の回答者のなかでは、6ヶ月以内の米軍撤退に賛成する者は1月には22%しかいなかったが、今回は36%に増えた。
●今回の調査で1年以内の米軍撤退を望んでいる者は71%だった、1月の前回調査では70%が2年以内の撤退に賛成していた。
●スンニ派のなかでは、6ヶ月以内の米軍撤退を求める者が、前回の83%から今回57%に減ったものの、9割は1年以内の撤退を求めていた。
●スンニ派では96%、シーア派でも87%が、アメリカはイラク情勢に否定的な影響を及ぼしていると回答した。クルド人は48%がアメリカの影響力を肯定的にとらえ、34%が否定的にとらえていた。
●米軍への反感が増えていることを最も反映したのは、上述したように、スンニ派もシーア派も米軍への攻撃に強く賛成したことである。
●この世論調査では、イデオロギー的ないしは類似した動機があるとは認められなかった。実際、今回の調査ではアルカイダとオサマ・ビン・ラディンの評価は驚くほど否定的なものだった。
作成者 山本史郎 : 2006年9月28日(木) 15:52 [ コメント : 0]
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投稿者 white 日時 2006 年 9 月 27 日 18:11:29: QYBiAyr6jr5Ac