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□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/09/16
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107741578.html
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イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
イラク・レジスタンス・レポート(web)
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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2006/09/26 (火)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 9月16日付
◆クバイサハル: 米軍が市を封鎖、米兵が殺されたあと
◆ラマディ: 米軍の狙撃兵が男・女の一般民を射殺
◆バグダッド中心街でレジスタンスが米軍と戦闘
◆シーア派民兵がスンニ派居住地を迫撃砲攻撃
◆4日間で拷問・殺害された遺体200以上、病院筋が明かす
(日付が前後しますが紹介しておきます)
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□イラク・レジスタンス・レポート 2006年9月16日 土曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 16 September 2006
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http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0906/iraqiresistancereport_160906.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆クバイサハル: 米軍が市を封鎖、米兵が殺されたあと
US forces lock down cityafter five Americans were reported killed
16日の明け方、バグダッドの北西290キロに位置するクバイサハル市と近郊の村
を米占領軍が包囲した−−イスラム・メモが16日午後6時5分(メッカ時間)の速報
で報じた。アメリカ兵はその後一帯の住民約5万人に外出禁止令を課し、大規模な捜索
・拘束作戦を展開した。
イスラム・メモのハディッサ通信員は、地元住民によると、5人のアメリカ兵が前日
(15日)に市内で殺されたため、1000人以上の米海兵隊がクバイサハルを包囲し
た、と伝えた。
同通信員はさらに、このイラク西部の街で起こっている事態がニュースで広がること
を防ぐために、アメリカ兵がクバイサルにいるジャーナリストを逮捕した、と述べた。
情報提供者たちはイスラム・メモの取材に、アメリカの作戦は数日間続くだろうと語っ
た。
◇ファルージャ: 米軍は大規模な急襲・捜索作戦
◇ファルージャ: 国家警護隊が一般市民を銃撃
◆ラマディ: 米軍の狙撃兵が男・女の一般民を射殺
American snipers kill one woman and two male civilians
イスラム・メモは16日午後5時50分の速報で、米軍の狙撃兵が同日朝、ラマディ
の地元住民3人を射殺し、そのうちの1人は女性だった、と伝えた。
イスラム・メモのラマディ通信員は、医療関係者の話として、米軍の狙撃兵が市内タ
ミン地区で1人の男とその母親を射殺したが、彼らは保健省も認めた薬の配給を受けと
りに行く途中だった、とレポートした。
その医療関係者は、アメリカ兵は現地時間の正午、自宅の玄関前に立っていた別の男
性を警告も発せずに射殺した、と話した。
医療関係者は、3人の犠牲者は皆、銃撃されたあと数時間して病院に運ばれてきたと
話した。というのは、病院のあたりはアメリカ兵の支配下にあり狙撃兵によって「不意
に撃たれる地帯」と呼ばれており、病院に行くのも危険なためだった。
◇米軍車列を狙ってレジスタンスの爆弾
◇ハディッサ: レジスタンスが米軍基地をミサイル攻撃
●バグダッド Baghdad
◆中心街のカラダ地区でレジスタンスが米・傀儡軍と戦闘
Resistance battles US, puppet forces in downtown Baghdad
イスラム・メモは16日午後7時30分の速報において、カラダ地区ではその時点で、
イラク・レジスタンス戦士と米軍および傀儡(かいらい)警察、傀儡軍とのあいだで戦
闘が続行中だと報じた。
イスラム・メモのバグダッド通信員は、地元目撃者の話として、重量兵器などで武装
したレジスタンス戦士がカラダ地区の重要陣地を攻撃し、米軍および傀儡部隊と衝突し
たとレポートしてきた。その後、タラバニ大統領に忠実な親米クルド分離主義のペシュ
メルガと、親米シーア至上主義のバドル旅団のメンバーが、アメリカ兵を支援する側で
戦闘に加わった。
同通信員は、傀儡部隊に所属する小型トラックが荷台にイラク傀儡兵の死体を横たえ
たまま燃え上がっているのが目撃された、とレポートした。戦闘は通信員が記事をあげ
ている時もまだ続いていた。
◇米軍がドーラ地区で大量拘束を遂行
◆シーア派民兵がスンニ派居住地を迫撃砲攻撃
Shi‘i sectarian militias use mortars to bombard Sunni neighborhood
傀儡政府と親密なシーア派民兵が、スンニ派住民の多いアミリヤ地区を82ミリおよ
び120ミリ迫撃砲で攻撃した−−イスラム・メモが16日午前10時20分の速報で
報じた。砲撃はアメリカとイスラエルがイラク分割を促がすために宗派的な内戦を勃発
させようとして進めている宗派至上主義の一環である。
イスラム・メモのバグダッド通信員は地元目撃者の話として、迫撃弾9発以上が同地
区に撃ちこまれ、住宅に命中したとレポートした。シーア派の武装集団はジハード地区
の近くから集中砲火を浴びせた。アミリヤ地区のスンニ派住民13人(女性と子どもも
いた)がその砲撃で負傷した。
傀儡の「市民防衛隊」関係者は、4発の迫撃弾が通りと広場に着弾し、他の5発がス
ンニ派住民の家屋に着弾、13人を負傷させ、そのうちの5人は重態だった。
「イラク連邦」樹立という言葉で飾られている宗教・民族に沿ったイラク分割計画は、
アメリカとイスラエルの政治家が立てた計画で、2003年11月25日付のニューヨ
ーク・タイムズ紙に掲載されたリスリー・ゲルブ(米外交評議会委員長)の『The Three
-State Solution』2006年5月1日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたゲ
ルブとバイデン米民主党上院議員による『Unity through Autonomy in Iraq』に反映
されている。またイラクのシーア派を他の部分から分裂される計画は、シオニストの米
政府高官リチャード・パールとダグラス・フェイス、デビッド・ウームサー、ポール・
ウォルフォビッツが2000年に書いた文書『A Clean Break』に描かれているネオコ
ン戦略の根幹である。
しかし、これらよりも以前に、「イラクをシーア派とスンニ派の国に解体しクルド領
を分離する」という構想は、イスラエルの軍事専門記者によって1982年6月2日付
のハーレツに載ったもので、シオニストである著述家によってA Journal for Judaism
and Zionismに掲載された『1980年代におけるイスラエルのための戦略』で描かれ
た分断統治戦略の一環である。
◆4日間で拷問・殺害された遺体200以上、病院筋が明かす
More than 200 Sunni Iraqis tortured and murdered by Shi‘i sectarian death squads in four days
バグダッド法医学病院の医療関係者は、この4日間だけで、拷問・殺害されたスンニ
派住民200人以上の遺体を受けとったと明かした−−イスラム・メモが16日午後6
時40分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は匿名を求めたその医療関係者の話として、13日に40体
以上、14日に65体以上、15日に51体、そして16日に48体の遺体が発見され
た、と報じた。その全員がシーア派の暗殺チームによって殺害されたスンニ派住民だっ
た。
遺体は政府職員、労働者、商店主、宗教者、学生だった。その他に30人が警察署に
行方不明として届けられていた。
医療関係者は、傀儡のイラク保健省(大臣は親米シーア派至上主義のサドル運動メン
バー)は遺体80体の発見だけを認めたが、実際には合計は200を超えたと指摘した。
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: レジスタンスが治安部隊の司令部を砲撃
●ディヤラ州 Diyala Province
◇バクーバ: レジスタンスの爆弾が傀儡警察を破壊
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇ティクリート: 傀儡警察がレジスタンスの爆弾に襲われる
◇キルクーク: レジスタンス戦士が警察の検問所を襲撃
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オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/index.html
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
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