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「イラク戦争で世界は危険に」とパキスタン大統領
http://cnn.co.jp/world/CNN200609270024.html
2006.09.27
Web posted at: 17:19 JST
- CNN
(CNN) パキスタンのムシャラフ大統領は26日、CNNの番組「ザ・シチュエーション・ルーム」に対し、イラク戦争で世界の治安は改善していないとする著書「イン・ザ・ライン・オブ・ファイアー」(原題)の主張を強調した。
ムシャラフ大統領はテロ対策などでブッシュ米政権とひんぱんに連携してきたものの、著書の中でイラク戦争を支持したことはないと述べている。大統領はこの姿勢を維持していることを明言するとともに、イラク戦争で世界は危険になったとの認識を明らかにした。
2001年9月の同時多発テロ直後、アーミテージ米国務副長官(当時)が、テロ対策で米政府に協力しない場合は爆撃で「石器時代に戻す」とパキスタン当局者を脅したとされる問題について、ムシャラフ大統領は「情報当局者から(アーミテージ氏発言を)伝えられた」とコメントした。アーミテージ氏は米国に協力するかパキスタンに回答を強く迫ったことを認めたものの、脅しの事実は否定。ムシャラフ大統領は、パキスタンとその国益や安全保障を守る目的でテロ対策面の協力に合意したと語った。
ムシャラフ大統領はまた、ブッシュ米大統領が先週CNNに対し、オサマ・ビンラディン容疑者捜索を目的にパキスタンに派兵する可能性を示唆したことについて、「非常に微妙な問題。(ビンラディン容疑者の)居所が判明したら対応しなければならないが、誰がどのように打撃を与えるかには立ち入らないでおく」と述べ、議論を避ける姿勢を示した。
ムシャラフ大統領はこのほか、越境テロ問題をめぐって先週から関係が冷え込んでいるアフガニスタンのカルザイ大統領と今後一緒に番組に出演する意向を尋ねられ、「適切な状況と態度」が必要と回答した。