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□「ビンラディン殺害に近づいていた」クリントン氏が主張 [CNN]
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200609250003.html
「ビンラディン殺害に近づいていた」クリントン氏が主張
2006.09.25
Webpostedat: 12:40 JST
- CNN
ニューヨーク(CNN) クリントン前米大統領は、22日に収録され、24日放送された米FOXニュースの番組で、現職時代にアルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者を拘束、殺害する段階に近づいていたと発言した。
クリントン氏は「わたしほど(ビンラディン容疑者)殺害に近づいた者はいない。もしわたしがまだ大統領だったら、(アフガニスタンに)2万人以上を派兵する」と主張。また、イラク駐留米軍が14万人近くに上る一方、アフガン駐留米軍がその7分の1の規模にとどまっており、現政権の重視度を表していることを指摘した。
クリントン氏は、気候変動への取り組みという討論の主題から離れ、ビンラディン容疑者やアルカイダへの対策に一層尽力しなかった理由を質問したFOXテレビのクリス・ウォレス氏に強い反発を表明。ウォレス氏は、視聴者から電子メールで受け付けた質問を尋ねたと釈明した。
クリントン氏はビンラディン容疑者殺害に向け、自身を現在攻撃している右派勢力以上に努力したと主張。自身が現職大統領だった頃、ビンラディン容疑者に固執しているとの批判を保守派から定期的に受けていたことを明らかにした。同氏は、自身を嘲笑していた保守派が、ブッシュ米大統領の就任から同時テロまでの8カ月間に何もしなかったと指摘し、「わたしは(ビンラディン容疑者殺害を)試みて失敗した」と、ブッシュ大統領との違いを強調した。
クリントン氏によると、同氏は大統領在任中の2000年、イエメン沖で起きた米海軍駆逐艦コール爆破事件を受けて、米中央情報局(CIA)のビンラディン容疑者殺害を承認し、アフガニスタンのタリバン政権(当時)打倒を図った。しかしCIAと米連邦捜査局(FBI)が、ビンラディン容疑者の事件関与を裏付ける作業を拒否したうえ、ウズベキスタンに軍事拠点を設けることができなかったことから、作戦は実行されなかった。同氏は「米軍全体がアフガンへの特殊部隊派遣や、ヘリによる燃料補給に反対した。わたしの現職時代、CIAとFBIがアルカイダの事件関与の裏付けを拒否したため、他の方法を誰も考えなかった」と述べた。