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□カンダハル州で女性問題局長が射殺される タリバンが犯行声明 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2495375/detail
アフガニスタン・カンダハル州で女性問題局長が射殺される タリバンが犯行声明
【アルジャジーラ特約19日】アフガニスタンのイスラム原理主義勢力、タリバンは25日、南部カンダハル州庁の女性問題局長、サフィア・アナ・ジャンさんを射殺したことを確認した。
ジャンさんの姪(めい)によると、ジャンさんは25日、自宅前で自家用車に乗り込んだ時、バイクにのった複数の武装分子によって殺害された。
タリバンのムラー・ハヤト・カン指揮官は、不詳の場所からの電話で、ジャンさんが政府のために働いていたために殺害されたとして、「われわれはこれまでに繰り返し、政府のために働く者は、たとえ女性でも、殺されるだろうと言ってきた」と語った。
ジャンさんは2002年以来、カンダハル州女性問題局の長を務めており、教師として、また女性の人権問題活動家として知られていた。
事件の目撃者の一人、アラウディンと名乗る男性は、バイクに乗った2人の男が道に陣取って、彼女を待っていたとして、「彼女が現れると、襲いました」と話した。銃撃はおよそ3分続いたという。
ジャンさんの車は両側に銃弾の後があり、窓ガラスは粉砕されていた。
アフガニスタン治安当局者は、まだ誰も逮捕されておらず、捜査が着手されたと述べた。
国連アフガニスタン支援代表団のアリーム・シディキ報道担当は「イスラム共同体の人々はこの意味のない女性殺害に驚いています。彼女はアフガニスタンの将来に、アフガンスタンの女性が完全で平等な役割を担うようにしようと働いていただけなのです」と語った。
25日には、同州東部の町ホストで自爆テロ工作員とみられる2人が爆発で死亡した。同町警察が明らかにした。住民によると、米軍輸送車両が攻撃されたが、米軍側に死傷者があったという報告はない。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年09月26日16時09分