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ムシャラフによれば、米国はパキスタンを爆撃すると脅した
ビンラディンの死についての情報が流出したことは大して驚くことではない。少しずつ真実が暴露されているが、われわれは長い間こんな風に知らされてきたのだ。今度は、アメリカが、もしムシャラフがアメリカの対テロ戦争、対タリバン戦争に協力しなければ、パキスタンを石器時代に戻すと脅したという話だ。そこではビンラディンは一切話題にされていない。ムシャラフがあらゆる事実、とりわけビンラディンのことに通じているのは疑いない。そしてネオコン連中が唯一恐れていること、それはムシャラフに知っている事実を全部しゃべられることなのだ。
(以後は英『インデペンデント』の記事『ムシャラフ:米国はパキスタンを爆撃すると脅した』(2006年9月22日)の引用なので、URLのみ丸投げする)
http://news.independent.co.uk/world/asia/article1696179.ece
http://usa-menace.over-blog.com/article-3933192.html
◆ 911内部犯行に際して、パキスタンの諜報機関ISIがCIAなどと共謀関係にあったことは今までの各種情報から事実と認められる。そこで事件直後、リチャード・アーミテージ国務副長官がISIを通してヤクザまがいの乱暴さでムシャラフを脅したことは、タリバンを敵に回せという強要とともに、ビンラディンの正体を含め911の真相についての“口封じ”が目的だったと推察される。
◆ 『インデペンデント』が書いているように、ムシャラフはアーミテージの剛腕な策略に嫌悪感を抱いており、それが今回のCBS系列の記者によるインタビューでの発言に至ったと思われる。またこの暴露発言は、チャベス大統領とアハマディネジャド大統領という二人の国家元首の強烈な反米演説の直後だった。ムシャラフも同調した恰好である。彼がもし覚悟を決めた時、さらにどんな面白い話が飛び出るだろうか。