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シリア大統領、イスラエルと戦争の用意示唆
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060925AT2M2500225092006.html
シリアのアサド大統領は24日付のドイツ誌シュピーゲルとのインタビューで「イスラエルと和平を望んでいるが、希望がなくなれば、解決策は戦争しかないのかもしれない」と語った。イスラエルが和平に向けて協力姿勢を見せない場合は、同国と戦争する用意があると示唆したものとみられる。
大統領は、1967年の第3次中東戦争(6日戦争)でイスラエルに占領された南部ゴラン高原の返還を強く求める一方「ゴラン高原問題を解決しただけでは地域は安定しない。包括的和平が必要だ」と強調。シリアにいる50万人のパレスチナ難民の帰還問題にも早期に決着を付ける必要があるとした。
在ダマスカス米大使館が今月12日に襲撃された事件にも触れ「米国の中東政策への反応だ」と背景を分析。ブッシュ米大統領やローマ法王のイスラム敵視発言がシリア内の無力感を生み、文明間の対話にフタをしていると批判した。(カイロ支局) (13:01)