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イスラエルのレバノン侵攻、ガザ侵攻に際し、新型の兵器を使用した可能性があるとの投稿がありましたが、たまさか覗いたミリタリ系サイトで関連しそうな記事を見つけましたので、投稿します。
ようは、我が日本陸軍をはじめ、先進国の軍が標準的に装備している兵器で、あのような被害を与えられるだろうということのようです。
今の戦争は(人殺し法が)進歩しているつうことでもあります。
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【珍説】
イスラエルが化学兵器を使用しているという疑惑が高まっている!!
イスラエル軍がガザで化学兵器使用か 死傷者が異常な火傷受ける
【アルジャジーラ特約11日】パレスチナ医療関係者が11日,明らかにしたところによると,ガザのシファ病院で手当を受けた患者と安置された遺体の火傷が異常であり,イスラエル側が化学兵器を使用しているという疑惑が高まっている.
アル=サッカ博士は,同病院に搬送されてきた遺体のほとんどがばらばらになり,完全に焼けていたとして,アルジャジーラに対して,
「負傷者の体すらほとんど完全に焼けただれています.非常に醜くく変形してしまっており,これまでに見たこともないほどです」
と話した.
同博士は救急医療主任で,親族でも遺体を識別できないほどであり,
「遺体のX線写真を撮っても,その人の命を奪った砲弾の破片はかけらも見つかりません」
と説明,遺体は化学品で焼かれたように見えると付け加えた.
「イスラエルは今次の新作戦で新しい化学兵器ないし放射線兵器を使っているのは確かです.
負傷者の25%以上は16歳未満の子どもですよ」
と.
(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
アルジャジーラ,2006年07月12日15時49分
【事実】
元ソースがアルジャジーラで日刊ベリタ経由ってだけで怪しいんですが.
遺体の特徴は以下の三点.
○遺体がバラバラ
○焼け爛れている
○砲弾の破片はない
歩兵携行タイプの小型サーモバリック弾で同様の効果は見込めると思うので,化学兵器や放射線兵器(何それ?)を疑うよりはまずこっちを疑った方がよいんじゃないかと.
しかし,ガザ掃討戦程度の任務でサーモバリック弾なんて使うのでしょうか.
・・・そういえば,ロシア軍の特殊部隊が以前に,北オセチアのべスラン小学校占拠事件で同種の兵器をテロリスト相手に使用した事例(人質が居るのに無茶苦茶な)がありますから,意外とホイホイと使える兵器なのかもしれません.
週刊オブイェクト,2006/7/23
>イスラエルは今次の新作戦で新しい化学兵器ないし放射線兵器を使っているのは確かです.
こ,この博士,大丈夫だろうか・・・
しかし同じ陰謀論ならもっとハッチャけるべき.
「イスラエルは今次の新作戦でMTHEL(移動型戦術高エネルギー・レーザー)の地上戦投入を行っている!人間なんてドロドロに溶けてしまった」
とか.
ああ,パナマ侵攻のNHK特集みたいになってしまった.(実際に現地人へのインタビューでレーザー兵器の投入を力説する人が居た)
JSF in mixi
画像も詳細な状況も語られていないので断言は出来ないが,火傷のようなびらん状の炎症を起こす化学材はあるが,それでも死体がバラバラになったり丸焦げになったりはしない.
また,化学剤で汚染された犠牲者を現場で治療したのなら,医療関係者にも二次汚染の被害が発生する公算が大きいのに,そのような報道はない.
よって化学兵器ではなく,通常の火傷だと思われる.
白燐弾やナパーム弾はもちろん,通常の榴弾や爆弾でもあるていどの焼夷効果はあるし,住宅や車両火災に巻き込まれた可能性もある.
ちなみに,化学兵器の運用が有効なのは,膠着した戦線の打破,野戦における攻勢の機会作り,防御側にとっての攻勢破砕,拘束した敵勢力の無力化.等があげられる.
現状,イスラエル軍はパレスチナ側を(拉致兵士の救出という戦略レベルではなく戦術レベルに置いて)圧倒しており,市街を蹂躙中.
市街を包囲してにらみ合ってる状態ならともかく,自軍も突入している市街で化学兵器を使用するメリットはない.むしろ自軍の行動に制約を加える事になるため,攻勢をくじかれ,かえって不利になる.
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http://mltr.e-city.tv/index02c02.html#06130
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