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□ベネズエラからの「不安の輸出」を懸念=オイルマネーで影響力買える−米軍司令官 [AFP=時事]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2473733/detail
ベネズエラからの「不安の輸出」を懸念=オイルマネーで影響力買える−米軍司令官
【ワシントン20日】米軍南部方面司令部(本部・フロリダ州マイアミ)のクラドック司令官は20日、ベネズエラのチャベス大統領はあり余る石油資金で影響力を買うことができると指摘するとともに、米国はベネズエラからの「不安の輸出」を懸念していると語った。同司令官は、国連総会でチャベス大統領がブッシュ米大統領を悪魔と呼んだ演説をした後ほどなく行われた記者団との会見で語った。≪写真は国連総会で演説した後指差すチャベス・ベネズエラ大統領≫
クラドック司令官はこの中で、「ベネズエラからの不安の輸出があると思う。そこにはオイルダラーによるあり余る資金があり、影響力を買うことが可能だ。それゆえ、われわれはこれに真剣に対処しなければならないと思う」と指摘した。司令官はさらに「ベネズエラはロシアからAK攻撃用ライフル銃10万丁を購入し、高性能の航空機、ヘリコプターを買い付ける取引をしている」とした後、「イランとの最近の経済協定や軍事的な提携の可能性も、米国にとってはもうひとつの懸念のもとである」と述べた。
また司令官は「これは常識的な防衛の姿勢をを超えるもので、隣国は懸念していると思う。われわれも懸念しているし、警戒している」と語った。そうした事態に対する米軍の対応については、「米国としてはベネズエラ軍との関係を維持したい。何人かのベネズエラ軍の将校が現在なお米国で訓練を受けている。こうした関係が続くよう望んでいる」と述べるにとどまった。〔AFP=時事〕
2006年09月21日12時49分