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アナン氏、米批判 「対テロ戦で人権軽視」
2006年09月20日14時44分
第61回国連総会の一般討論が19日午前(日本時間20日未明)、ニューヨークの国連本部で始まった。今回が最後の一般討論となるアナン事務総長は冒頭演説で、「テロリズムとの戦いを口実に、基本的人権をおろそかにしていること」が結果としてテロ行為を生み出していると指摘し、ブッシュ米政権の対テロ政策を暗に批判した。
イラク・アブグレイブ刑務所やキューバのグアンタナモ基地での米兵による虐待などを指したとみられるアナン氏の演説は、ブッシュ大統領の目前で行われた。
アナン氏は2期10年間の業績と今後の課題について言及。中東問題では「アラブ・イスラエル紛争はただの地域紛争ではない」と指摘し、「文明間の衝突」という考えが世界に広がるのを避けるべきだと訴えた。レバノン南部での停戦と自らの中東歴訪に触れ、国連は「皆が望めば、いかに強力になりうるかを示してくれた」と語った。
一般討論は27日までの期間中、約80人の各国首脳、100人近い外相が演説する。日本にとって国連加盟50周年にあたる総会だが、自民党総裁選のため、首相、外相の出席を断念し、大島賢三・国連大使が演説する。
http://www.asahi.com/international/update/0920/020.html