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□国連を操作と米英非難−イラン大統領 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060920afpAFP008746/
国連を操作と米英非難−イラン大統領 (AFP=時事)
【ニューヨーク19日】イランのアハマディネジャド大統領は19日、国連総会で演説し、米英両国は自国の目的を推し進めるため国連を操り、イランが原子力から得られる恩恵を否定しようとしていると痛烈に非難した。≪写真は、国連総会で演説するイランのアハマディネジャド大統領≫
同大統領はこの中で、イランの核活動は透明で平和的であり、国際原子力機関(IAEA)の査察の下にあると主張。われわれの法的に認められた権利になぜ反対するのかと語った。同大統領はさらに、イランの核計画に反対する一部の国は、核兵器を製造するなど核技術を乱用し、人道に反してそれらを使用した過去さえあると強調した。
また、同大統領は、国連安保理常任理事国である米国や英国が侵略行為を働き、占領し、国際法に違反した場合、国連のどの機関が責任を求めるのかと指摘。両国が安保理を操っていると批判し、安保理が国際社会全体のために行動することができない限り、安保理に正当性はないと断じた。
イランは安保理のウラン濃縮活動停止要請を拒否、濃縮を行う権利があると主張するとともに核計画は平和的なものであるとしている。
[2006年9月20日12時32分]