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「9・11」真実はっきりと伝わっていない オリバー・ストーン監督
米中枢同時テロで崩壊した世界貿易センタービルで救助活動に当たった2人の警察官を描く映画「ワールド・トレード・センタ
ー」(10月7日から日本公開)。オリバー・ストーン監督(60)が産経新聞のインタビューに応じ、発生から5年たった9・1
1への思いなどについて語った。
−−9・11はあなたの人生を変えたか
「あれは21世紀最大の事件だと思う。だが、世界貿易センタービルでは1993年に爆破テロ事件があったし、20世紀にはケ
ネディ大統領暗殺事件やベトナム戦争などおぞましい出来事が多くあった。9・11の問題は、きちっとした形で真実が伝わってい
ないことだ」
−−米政府による陰謀説もなにかと話題だが
「根拠がない。ハイジャックの成功も、ビルに衝突できたことも、テロリストからみれば幸運だった。成功するはずのない計画
で、外部からコントロールできないものだったからね。ただ、国民の権利を侵害する政策が平然と行われているのは、9・11を利
用した陰謀と呼べるかもね」
−−米国のメディアについて
「ブッシュ政権に取り込まれている。米国内でイラク戦争に反対するデモなどが活発なのに報じない。ささいなニュースを大きく
扱い、重要なニュースを取り上げないから、大切なことが忘れ去られていくんだ」
−−今作は社会派といわれるあなたの割には問題意識が薄い気がするが
「生存者やその家族を傷付けることは一切したくなかった。今すべきことは歴史的事実を伝えることと考えたからだ。9・11の
疑惑を追及する作品は、次の米大統領選挙がある2008年の公開を目指して作る」(岡田敏一)
(09/17 11:36)
産経新聞
http://www.sankei.co.jp/news/060917/bun000.htm