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□クルド人勢力がフセイン裁判の政治化を批判 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2465476/detail
クルド人勢力がフセイン裁判の政治化を批判
アミリ裁判長の発言に反発
【アルジャジーラ特約18日】フセイン元大統領ら旧政権によるクルド人虐殺事件に関する特別法廷が18日、再開されたが、北部イラクのクルド人地域の長であるマスード・バラザー二自治政府議長は、この裁判のやり方について批判した。
同議長は「アル=アンファル事件(1988年のクルド地域掃討作戦)は政治的なものではなく犯罪そのものである。ところが特別法廷で進行しているのは、サダム・フセインとその手下ども、それに弁護人たちがこの事件に政治的な装いを付けようとしていることだ。裁判所はこの点を考慮すべきだ」と語った。
クルド人と反フセイン大統領派を憤激させたのは、この訴訟のアブド・アラー・アル=アミリ裁判長が前回の審理で、フセイン元大統領が独裁者ではなかったと述べたこと。クルド人の政党や市民団体の幾つかが、同裁判長の更迭を要求する声明を出した。
18日に証人席に立ったのは、元クルド人ゲリラだったカルワン・アブドゥラー・タウフィク氏で、フセイン元大統領が化学兵器で同証人を毒害しようとしたと陳述した。同証人は法廷で黒眼鏡をはずして、ふくれたまぶたと白濁した眼球を見せ、神経ガスの毒によって6カ月間、完全に視力を失ったと述べた。
同証人はクルド愛国同盟(PUK)・ペシュメルガ武装集団の無線兵だった。その後、オランダに逃れて同国の市民権を得たが、「私が眼鏡をはずすたびに、子どもたちは怖がるのです。法廷は私の眼を見てほしい。カメラは私の眼にズームしてほしい」と語った。
これまでに20人以上の証人が陳述したが、その多くはクルド人の村落の住民で、1988年のアル=アンフィル作戦による破壊のもようを証言した。
フセイン元大統領と甥で「ケミカル・アリ」の異名をとったアリ・ハッサン・アル=マジード被告はジェノサイド(大虐殺)の嫌疑を受けており、元国防相を含む他の5人の被告が戦争犯罪と人道上の罪に問われている。
弁護団の一人、ブシュラ・アル=ハリル氏はアルジャジーラに対して、起訴状にある訴追内容がすべて政治的性格のものである以上、この事件は政治的なものだとして、「ジェノサイドはいかなる意味でも犯罪行為とみなされることができない。実際、この法廷は、一国の裁判所には戦争犯罪のケースを審理する権限がないと明記している国際法にもとっている。国連と国連事務総長のみがそのような法廷を開設する権限を持つ」と語った。
同弁護人は、クルド人地域での軍事行動はすべて戦争と政治に起因すると主張し、「法廷が提出した文書によれば、イラク軍によって場所を移された多くの村落があるが、それはイラクと激戦を演じていたイランとよしみを通じていたからである」と述べた。
さらに、ハリル弁護人は「イラク軍はこれら村民を国境から離れた地域に移したが、その後、これらの村落は戦場になっている。このため、誰かを訴追しようとすれば、どうしてもイランとの戦争に言及せざるを得なくなるし、ここで公平な立場に戻るとすれば、それ(裁判)は政治的だということになる」と述べた。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年09月19日15時45分
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フセイン被告は「独裁者ではない」 裁判官が発言し波紋 (CNN)
http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/621.html
投稿者 近藤勇 日時 2006 年 9 月 15 日 21:25:53: 4YWyPg6pohsqI
クルドはイスラエルのポチである。
http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/622.html
投稿者 近藤勇 日時 2006 年 9 月 15 日 21:28:53: 4YWyPg6pohsqI