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ダルフール紛争に国連介入求めるデモ、世界各地で開催
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200609180014.html
2006.09.18
Web posted at: 15:24 JST
- CNN/AP/REUTERS
ニューヨーク──スーダン西部ダルフールの紛争解決に向けて国連の積極介入を求める大規模な市民デモが、「世界ダルフール行動デー」の17日、米ニューヨーク市内セントラルパークで行われた。デモに参加したオルブライト前国務長官はCNNに対し、「ダルフールで虐殺が続くなか、解決策が何も取られていない状況に誰もがうんざりしている」とコメントした。
国連安保理は今月、国連平和維持活動(PKO)部隊が、ダルフールに展開しているアフリカ連合(AU)の部隊を引き継ぐ決議案を採択した。ただ、PKO部隊が展開するためには、スーダン政府が説得に応じて受け入れることが条件。
オルブライト前長官は、スーダンの指導者に対する渡航規制やダルフール上空の飛行禁止空域指定などの制裁を含め、国際社会が対応策を取るべきだと指摘。産油国スーダンとの商取引を中止する必要性も強調した。前長官はまた、クリントン米政権時代にルワンダで起きた虐殺と、ダルフール紛争の虐殺は性質が異なるとの認識を示した。
デモは国連総会の開幕に合わせて開催され、米国のほかカナダや欧州、アフリカ、アジアの各地で行われた。ロンドン市内では首相官邸前で集会が開催され、ルワンダやカンボジアでは各国の過去の虐殺を生きのびた人々がデモを主導した。参加者の中には、国連要員を模して青いベレー帽をかぶったり、「虐殺を止めよう」などのスローガンが書かれたTシャツを着用した人々も見られた。
こうしたなかスーダンの首都ハルツームの国連事務所前では、PKO部隊の受け入れに反対する抗議デモが行われた。