★阿修羅♪ > 戦争84 > 703.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
パレスチナの組閣延期、米が対イスラエル政策に難色
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060917id23.htm
【エルサレム=三井美奈】パレスチナ自治政府の議長府報道官は16日、アッバス議長が発表した「挙国内閣」の樹立手続きを、議長が訪米から戻る今月下旬まで凍結すると発表した。
米国が組閣に慎重姿勢を示しているためで、議長は17日からの訪米で、ブッシュ政権に理解を求める方針だ。
議長は今月11日、現内閣を主導するイスラム原理主義組織ハマスや自身が率いるファタハなど各派が参加した「挙国内閣」を樹立すると発表し、数日内にハニヤ首相に組閣を命じる予定を示していた。
狙いは、新内閣が施政方針でイスラエル生存権を間接的に認めることで、ハマス内閣発足以降、停止された米欧の援助再開に結びつけることにあった。
これに対してマコーマック米国務省報道官は14日、「問題は『挙国内閣』の政策だ」と主張。ハマスは依然、生存権承認に否定的な立場を示していると指摘した上で、新内閣が生存権を明確に承認し過去の和平合意履行に応じない限り、米国は交渉しないとの立場を確認した。
議長府は16日、議長が訪米中にライス国務長官やブッシュ大統領と会談する計画だと発表したが、米国側は確認していない。
(2006年9月17日23時32分 読売新聞)