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□チャベス大統領、ロンドンに安価な石油提供へ=低所得のバス利用者に恩恵か−英紙 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/business/story/20060913afpAFP008650/
チャベス大統領、ロンドンに安価な石油提供へ=低所得のバス利用者に恩恵か−英紙 (AFP=時事)
【ロンドン13日】13日付の英紙ガーディアンによると、ベネズエラのチャベス大統領≪写真≫はリビングストン・ロンドン市長との間で、広範な公共サービスに関する専門的知識と引き換えにロンドンに安価な石油を送ることで合意した。同大統領は5月にロンドン市庁舎を訪問した際、この申し入れをしたもので、それ以来ロンドン、カラカス両市の当局者が詳細について検討を進めている。
リビングストン市長は労働党内の左派で、名前のケンに赤をつけて「赤ケン」というあだ名がついている。同市長は同紙に対し、合意が成立しつつあることを確認するとともに、極めて細かい点についてまだ合意に至っていないと付け加えた。同市長はさらに、「あちらにはスラムに住む膨大な人たちがいる。われわれには住宅政策に関して豊富な経験があるし、都市をどう導き、どう機能させるかについては熟知している」と述べた。
ガーディアン紙が確認したメモによると、ロンドンは同市のバスネットワークを運営するのに必要な量の石油を受け取ることになっている。ただ、受け取る石油の量は明らかにされていない。ロンドンの貧しい人たちは、この低価格石油の恩恵に浴するため、特別身分証明書を得て、低料金バス切符を受けることになるかもしれないという。
一方、カラカス側は、輸送システムの運営、犯罪の取り締まりなどで支援を受け、公共の場を監視するビデオカメラの使用や指紋技術の活用の面でロンドンの経験を生かすという。
[2006年9月13日23時57分]