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□イラク首相がイランを初訪問=到着後直ちに大統領と会談 [AFP=時事]
http://news.www.infoseek.co.jp/afp/world/story/20060912afpAFP008632/
イラク首相がイランを初訪問=到着後直ちに大統領と会談 (AFP=時事)
【テヘラン12日】イラクのマリキ首相≪写真≫は12日、イランのアフマディネジャド大統領と会談するため、同国の首都テヘランに到着した。マリキ氏が首相としてイランを訪問するのはこれが初めて。マリキ首相は到着後直ちに同大統領との会談に入った。
今回の訪問は2日間の予定で、同首相には国会議員やルバイエ国家安全保障顧問を含む大型代表団が同行している。首相は13日には最高指導者のハメネイ師、ラフサンジャニ元大統領らと会談する。
マリキ首相はイスラム教シーア派で、イラクとイランが戦争をしていた1980年代は迫害を逃れてテヘランに住んでいた。サダム・フセイン政権崩壊後、最初にイランを訪問したのは、マリキ首相の前任者のジャファリ首相で、訪問日時は2005年7月。
両国は1980年から1988年まで戦争をしていた。この間の死者は約100万人とされている。しかしフセイン政権が崩壊し、シーア派主導の政権がイラクに誕生したことから、両国の関係は著しく改善している。
[2006年9月12日17時56分]