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□湾岸とイスラエルでの攻撃を示唆 アルカイダの次席指導者の９／１１記念ビデオ [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2437106/detail
湾岸とイスラエルでの攻撃を示唆 アルカイダの次席指導者の９／１１記念ビデオ
【アルジャジーラ特約１１日】国際テロ・ネットワーク、アルカイダ序列二位の指導者、アイマン・アル＝ザワヒリは１１日、アルジャジーラ・テレビで放映されたビデオで、２００１年９月１１日の米国におかる権力中枢攻撃５周年のメッセージを発表、イスラム教徒に対し米国に対する抵抗活動を呼び掛けた。
ザワヒリはまた、米国民に対して、「おなた方は我々に、あなた方と戦い続けるためのあらゆる正当性とあらゆる機会を与えてくれた。・・・米国の（ペルシャ）湾岸におけるプレゼンスについて心配した方がよかろう。そしてもう一つの心配すべき場所はイスラエルだ。あなた方の指導者はこの破滅的出来事が本当はどの程度のものであるかをお前たちから隠そうとしている」と述べた。
また、ザワヒリはアルカイダが米国に対して戦い続けることの正当性として、米国政府が「われわれの休戦提案」を無視したことを挙げ、イラクとアフガニスタンの米軍は「破滅する」と付け加えた。
アル＝ザワヒリ指導者は、「最新の問題」と題するこのビデオの中で、今年夏のイスラエルのレバノン空爆、ヒズボラとガザの武装戦力によるイスラエル兵士の拘束に言及したため、専門家たちは、このビデオが極めて新しい可能性があると考えている。
さらに、イスラエルがレバノンとガザ地区を攻撃した結果、残る「イスラエルとの戦場」はエジプトだけになったとも述べた。
アルカイダの広報媒体であるウェブサイト「アス＝サハブ」は１０日、９月１１日のテロ攻撃を計画中とみられる最高指導者、オサマ・ビン・ラディンが笑いながら、他の指揮官たちと一緒に映っているビデオを完全版で流したが、その一部はすでに７日、アルジャジーラが放映していたものである。
過去５年間を回顧したビデオはドキュメンタリー調で、９１分という異常な長さで、２編に分かれ、過去にアルカイダが流したビデオに比べて、その制作の質が高いものだった。
同ビデオはまた、９月１１日のハイジャック犯人２人の最後の発言を含んでいた。（翻訳・ベリタ通信＝日比野 孟）
2006年09月12日14時39分
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