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□「米兵を殺害せよ」と呼び掛け イラク聖戦アルカイダ組織 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2426435/detail
「米兵を殺害せよ」と呼び掛け イラク聖戦アルカイダ組織
【アルジャジーラ特約７日】中東カタールの衛星テレビ局、アルジャジーラは７日、イラク国民らイスラム教徒たちにアルカイダが続けている同国での反米抵抗闘争を支持するよう呼び掛けた録音テープを入手したと伝えた。
それによると、テープは男性の声で録音され、イラクの反米抵抗組織、イラク聖戦アルカイダ組織の指導者、アブ・ハムザ・ムハジル（別名アブ・アユブ・マスリ）が話し掛けているとみられる。
イラク聖戦アルカイダ組織の指導者アブ・ムサブ・ザルカウィが今年６月、米軍の空爆で殺害された後、同月１２日、アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディンがムハジルを後継指導者として承認した。
テープの中でムハジルとみられる男性は、同国民やイスラム教徒たちに対し、「われわれと手を結ぼう。敵は隊列を整えており、今こそ、われわれが団結すべきだ」と強調した上で、「１５日間以内に少なくとも米国人１人を殺害しよう」と呼び掛けている。
ムハジルが録音テープで、今回の「米兵殺害」のような呼び掛けを行ったのは、イラク国内指導者になって初めてで、テープはまた、６月２０日にバグダッド南部で他殺体で見つかった米兵２人の拉致事件を実行したのはイラク聖戦アルカイダ組織だったと明らかにした。
イラク国内で起きている抵抗闘争はそのほとんどをイスラム教スンニ派が行っており、イラク聖戦アルカイダ組織によるものは少ない。しかし、イラク聖戦アルカイダ組織は爆弾テロ事件を何件も起こし、いずれも犠牲者が１００人を超える大規模なものだった。（翻訳・ベリタ通信＝志岐隆司）
2006年09月09日17時12分
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