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http://www.asahi.com/international/update/0909/008.html
反テロ決議初めて採択、定義などは見送り 国連総会
2006年09月09日10時25分
国連総会は8日、地球規模でテロリズム対策に取り組むことをうたった「国連グローバル反テロリズム戦略決議」を全会一致で採択した。総会はここ数年、テロリズム対策の決議や条約案策定を目指してきたが、テロの定義などをめぐって加盟国が対立していた。
アナン事務総長は「192カ国が初めてテロリズムについて合意できた」と9・11から5周年直前の採択を歓迎した。
採択された決議は、バイオテロを防止するために国際的なデータベースを構築することなどを提唱。国連総会として2年後をめどに対策の進展を見直すとしている。
一方で、欧米とアラブ諸国が激しく対立していたテロの定義や国家テロに関する言及は見送られた。シリア代表は採択後、「定義や解釈にあいまいさが残る。テロとは関係なく政治的な意図に利用されかねない」と演説したほか、アラブ諸国が「民族自決のための戦いはテロでないことを明確にすべきだ」などと留保を表明。イスラエル代表がイスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどを支援しているとしてイランやシリアを批判した。
テロ対策は国連にとって最重要課題とされ、アナン事務総長は「包括的反テロリズム条約案」の早期確定を求めているが、委員会の審議は3月以来膠着(こうちゃく)し、審議再開のめども立っていない。
コメント:「定義不明」のものへの反対決議など、宛先不明の手紙のように無意味なものとしか考えられないが如何?