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□イラクのシーア派高位聖職者:イランは米国やイスラエルより危険/アラビアニュース
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/9ad296e590d3abb460c9a2f8d170d50c
2006-09-07 18:51:56
イラクのシーア派高位聖職者:イランは米国やイスラエルより危険/アラビアニュース
西側メディアではまず報じられることは無いが、イラクには米国主導の占領に反対するだけでなく、イランによる露骨な内政干渉に反対するシーア派聖職者が多数居り、時折イラン抗議デモなどが行われている。このたびその一人がイラン及びイランの息のかかったシーア派聖職者たちを痛烈に非難したと6日付のクドゥス・プレスが報じた。
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イラクのシーア派の高位聖職者、アーヤトッラー・フセイン・ムアイヤド師は、イラク高等教育機関卒業生クラブがヨルダンの首都アンマンで開いた講演会で、「イランはいかなるシーア派、或いはイスラムとしての計画も持っていない。イランの計画はアラブ人を蔑視し憎悪する心理状態に発する民族的なものだ。アラブ諸国にとってイランは米国やイスラエルよりも危険だ」とイランを名指しで痛罵した。
イランの聖地、クムで学び20年近く過ごした同師は、「イランは宗教と宗派を旗印に地域の民族を犠牲にして民族的野心を実現しようとしている」と激しく攻撃した。
1965年にバグダードのシーア派聖廟のあるカーゼミーヤ地区で生まれ育った名門出の同師は、「占領軍を(武力に拠らず)平和的に追い出そうとする一派は、座り込みをするわけでも、抗議活動、或いは占領に反対する声明を出すわけでもなく、撤退を求めるわけでもない。(シーア派本山のある)ナジャフのシーア派宗教権威がしていることはマイナスだ」と非難した。
また同師は、「アラブ世界にはイランが動員したアラブ人の秘密細胞が潜んでいる。その一部を我々は発見した。イラク国内にも武器が保管されているイランの施設があり、これらの秘密細胞に密輸されている」と明かした。
更に、クルディスタン地方政府の代表、マスウード・バルザーニがイラクの国旗を降ろすよう決めたことを、このような決定は地方政府レベルで決められることではないと非難した。また同師はバルザーニを「クルド人全体を代表していないギャングのボス」と切り捨てた。
同師の写真
http://www.qudspress.com/cgi-bin/get_img?NrImage=1&NrArticle=2009
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イラクではイラン生まれで親米派のアリー・シスターニが良く知られているが、ジャワード・ハーリシー(バグダードのカーゼミーヤ地区在住)やアハマド・ハサニー・バグダーディーなど占領やイランのイラク介入に強硬に反対する民族派も多い。
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