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□ハリリ元首相暗殺事件の捜査幹部に爆弾テロ [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2413408/detail
ハリリ元首相暗殺事件の捜査幹部に爆弾テロ
首都ベイルート南方で
【アルジャジーラ特約5日】レバノンの首都ベイルート南方約30キロのルメイラ町で5日朝、ハリリ元首相暗殺事件を捜査中のレバノン情報機関員、サミール・シェハデ中佐の車が爆弾攻撃を受け、同中佐は負傷、警護員4人が死亡した。
中佐の車がルメイラ町を出発して間もなく、爆発が起きたが、アハメド・ファトファト内相は、路上爆弾によるもので。爆弾にはクギが詰め込まれていたと述べた。
昨年9月、国内治安軍情報部の副部長を務めるシェハデ中佐は、ハリリ元首相暗殺事件に加わったとみられるレバノン情報機関幹部4人の身柄拘束を指示していた。
複数のレバノン治安当局者は、事件の重大性に鑑みて匿名を条件としながら、シェハデ中佐はハリリ事件捜査で果たしている役割が原因で、幾度か脅迫を受けていると語った。
ハリリ元首相の子息、サード・ハリリ氏はレバノンで知名度の高い弁護士だが、今回の事件をテロリストの攻撃だとして、「これは我々が(受けるのを)拒んでいるメッセージである」と語った
また、サイード氏の盟友であるファレス・スーエイド元国会議員は、この襲撃がハリリ元首相暗殺事件に対する国際法廷の創設を邪魔することを狙ったものであると述べた。
このテロ攻撃は、西側諸国がシリアの仕業とみているハリリ元首相暗殺事件に関する調査報告書が公表される10日前に起きた。同事件は昨年2月14日に発生、大爆発が同首相ら23人の命を奪った。
シリアは暗殺事件の責任はないと主張しているが、事件の調査に協力するよう国際的な強い圧力を受けている。
ハリリ元首相は約30年間にわたってレバノン政治を支配してきたシリアに対し、2005年4月、軍の撤退を強いたたが、その暗殺には国際的な非難の声が上がっていた。
事件の後、両国の関係はかなり冷たくなり、2カ月後の総選挙で多数派となった反シリア派の指導者たちは生命の危険があると叫んできた。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年09月06日13時40分