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□イラク・アルカイダの序列2位の指導者を拘束中 イラク当局が2カ月後に発表 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2409334/detail
イラク・アルカイダの序列2位の指導者を拘束中 イラク当局が2カ月後に発表
【アルジャジーラ特約3日】イラクのモワファック・アル=ルバイエ国家安全顧問は3日、イラクにおける国際テロ組織、アルカイダの序列2位の指導者、ハメド・ジュマ・ファリス・アル=サイーディ(別名、アブ・フマムまたはアブ・ラナ)が6月中旬、米・イラク両軍の作戦で拘束されていたと発表した。
同顧問によると、サイーディは米軍が6月、アブ・ムサブ・アル=ザルカウィを殺害した後、アルカイダのイラク国内作戦の指揮権を握ったアブ・アユブ・アル=ムスリの副官だった。同顧問は約2カ月間、サイーディの検挙を発表しなかった理由は説明せずに、「この摘発作戦の際、サイーディはある民家に隠れていた。しかし、彼は民間人に被害を及ぼさずに捕らえた」と付け加えた。
アル=サイーディは2月22日、首都北方、サマッラのシーア派聖廟を爆破した攻撃作戦を命じたとして訴追されている。
ルバイエ顧問はまた、アル=サイーディ逮捕作戦で、他のアルカイダ上級工作員11人とそれより地位の低い容疑者9人を拘束したと述べた。
同顧問の他の発表内容は次の通り。
「サイーディは家族の住む建物に隠れていた。わが部隊が捕らえようとすると、彼は女性や子供を人間の盾にしようとした」。
「彼は、サマッラの聖廟事件の主犯で爆弾攻撃の下手人、ハイザム・アル=バドリに対し直接の責任を持っていた」。
「イラクのアルカイダは大きな打撃を受けたといえる」。
米軍報道官のフランク・パスクアル大尉はアルジャジーラに対して、サイーディ逮捕は「イラク治安部隊が国内デテロリスト、特にアルカイダと戦う能力を高めていることを示している」と語り、さらに、「挑戦を受けて立つことができるイラク治安部隊の能力が育っており、非常に大きな力になっている。それは彼ら(アルカイダ)を捕らえ、殺害し、追い出してしまうことができるということだ」と付け加えた。
2月に起きたシーア派聖廟爆破事件は、シーア派とスンニ派の間の緊張を高め、報復合戦に火をつけて、今も続いている。
ルバイエ国家安全顧問は6月、サマッラ爆破事件に加担した容疑で、チュニジア出身のアルカイダ構成員、アブ・クダマ・アル=チュニジを逮捕したと発表していた。
チュニジはイラク人の戦闘員、ハイザム・アル=バドリの命令を受けて、聖廟のゴールデン・モスクを爆破するのに積極的な役割を果たしたとして訴追されている。
同顧問は3日、アル=バドリは聖廟爆破の指令をサイーディから受けていたと述べたが、バドリ自身は依然、逃亡中。
同顧問によると、当局はザルカウィがバグダッド北方で米軍の空爆により殺害された後、サイーディに関する情報を入手した。その情報は、サイーディがバグダッド北部に移動し、ザルカウィが殺されたのと同じバクバ郊外で活動しているというものだった。
イラク、米の両国当局者は、イラクのアルカイダが民間人に対する最悪の攻撃を加えてきたが、それはイラク多数派のシーア派と少数派のスンニ派のと間の宗派的内戦を起こさせようという作戦の一環であると非難している。(翻訳・ベリタ通信=日比野 孟)
2006年09月05日15時15分
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投稿者 white 日時 2006 年 9 月 05 日 00:19:54: QYBiAyr6jr5Ac