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(回答先: 9/3映画『911ボーイングを捜せ』の上映(きくちゆみ) 投稿者 木村愛二 日時 2006 年 9 月 03 日 22:37:38)
「おかしなもの」を見て「おかしい」と言えるための「草の根の運動」
戦争板の宿命で、ずっと下の方にもぐってしまったのですが、gataroさんが次の代理投稿をしてくださいました。
http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/237.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 9 月 03 日 00:15:57
代理投稿:Re: きくちゆみさん(見ておられるなら)、遠い空の下から応援しています。【内容的にきくちゆみさんご本人から】
まさかご本人からこのようなご返事を頂くとは思っていなかったものですから、少々驚きました。すぐに次のようなレスをつけておきました。
http://www.asyura2.com/0601/war84/msg/248.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 9 月 03 日 09:06:30
gataroさん、きくちゆみさん、ありがとうございます
それにしても阿修羅はやはり「硬派の掲示板」となるのでしょうかね(笑)。私としては、ただ「おかしなものはおかしい」という気持ちがベースにあって、じゃあ何がどうおかしいんだ?という関心がちょっと強いかな、という感じなだけですが。
5年前、バルセロナのテレビでWTCがバシャバシャと横に広がりながらぶっ崩れるのを見ていて「アリャ??」と思い、ペンタゴンに飛行機の残骸が何も見えないのを見て「コリャマタ!?」と思い、次にチンパン・ブッシュが歯をむき出して「戦争!!」とわめくのを見て「ナント!!」と叫んでしまいました。「アメリカめが、またやりやがった!」ということです。
スペインはメイン号謀略テロで米国にコッピドイ目に遭わされていますし、一般に欧州人は米国人ほど単純ではありませんから、黙っていても腹の底では「ケッ!またかよ!」と思っている人が大勢います。先日の英国の茶番「テロ未遂」なんぞ英国人の2割しか政府発表を信用していない、マドリッド3・11の「公式見解」でもスペイン人の66%が疑っている、といった状態です。
アンデルセンはデンマーク人ですが、「裸の王様」を見た通り「裸だ」と感じるセンスは、2千年来支配者の謀略に付き合わされてきた欧州人が平均して持っているものでしょう。しかし本当は(少なくとも江戸時代の前くらいまでは)日本人もそうだったと思うのですね。明治以降はそれが先手を打って押し潰されたようです。江戸末期から明治の時期に成り上がった支配者は、世の中で何が一番恐ろしいのかよく知っていたのでしょう。
私がよく引用する明智光秀の言葉ですが、「武士の嘘を武略と言い、仏の嘘を方便と言う。土民百姓はかわゆきものなり」。支配者にとって本当の敵は外国人じゃないのですね。自分の下にいる被支配民なのです。だからそこに対して「武略(政治謀略とプロパガンダ)」と「方便(情報操作によるマインドコントロール)」を駆使して攻撃を仕掛ける。「おかしなものはおかしい」という単純素朴な土民百姓のセンスこそが、これを跳ね返すことができる。
ただ「おかしなものはおかしい」を大きな声にするには、やはり硬派・軟派を含めた「草の根」的な運動が必要なのでしょう。日本でのきくちゆみさんの行動は(決して硬派じゃないでしょうけど)今一番求められているものの一つだと思っています。
以上です。