★阿修羅♪ > 戦争84 > 262.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□シスタニ師が治安の確立を要請 マリキ・イラク首相と会談 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2402034/detail
シスタニ師が治安の確立を要請 マリキ・イラク首相と会談
【アルジャジーラ特約2日】イラクのイスラム教シーア派の最高権威、シスタニ師は2日、首都バグダッドの南方約160キロにあるナジャフで、マリキ首相と会談、その中で、政府に対し「国民を守るため、治安確立を早急に実現すべきだ」と強く要請、これ以上の事態悪化を防ぐよう警告した。
シーア派関係者によると、シスタニ師はさらに、「治安状況が改善しなければ、別の勢力が台頭し、極めて危険な状況が生まれる」とも強調した。
シスタニ師は今年7月、シーア、スンニ両派による襲撃事件が多発した中、シーア派社会にスンニ派攻撃を控えるよう求めた宗教布告を出した。
今回の会談が行われた2日前には、バグダッド東部のシーア派地区で同教徒たちを狙った襲撃事件が相次ぎ、同教徒を中心に64人が死亡、286人が負傷した。
一方、マリキ首相は会談後の記者会見で、近く内閣改造を実施、4閣僚を更迭する考えを明らかにした。具体的な閣僚名は不明だが、うち1人は運輸相になるとみられる。
バグダッドでは、マリキ首相側近のフセイン・シャフリスタニ石油相の処遇に関心が集まっているが、同首相は同石油相を留任させる意向を示した。同石油相は現在の石油不足状態に対し、有効な政策を打ち出せていないとして、政界から更迭を求める声が上っている。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年09月03日18時08分