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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060902-00000011-fsi-bus_all
イラン制裁決議 月内採択は微妙 仏姿勢変化で枠外対応も
【ニューヨーク=長戸雅子】イラン核問題をめぐり、イランの国連安全保障理事会決議の不履行が確認されたことを受け、安保理は来週以降、イランへの制裁へ向けた本格協議を始める。しかし、依然として制裁に積極的な米国と慎重派の中国、ロシアとの隔たりが解消されていないことに加え、フランスが交渉重視の姿勢を打ち出し、米国が目指す来月中の制裁決議採択は微妙な状況だ。
ボルトン米国連大使は8月31日、中国やロシアもこれまでの外相級会合で「イランが決議を履行しない場合、制裁の検討を始めることに合意している」と述べ、協議開始の基盤は整っていると強調した。
しかし、米国と歩調を合わせてきたフランスがここへきて「対話の道を優先すべきだ」(ドストブラジ外相)との姿勢に転換。大島賢三国連大使も日本としてもイランとの対話を重視する方向を示唆した。
こうした中でボルトン大使はテレビ番組で「欧州連合(EU)や日本、その他の国々が取ることのできる制裁があり、これらは安保理の行動を必要としない」と述べ、制裁決議に向けた議論が難航した場合、安保理の枠外で有志国による金融面の制裁を検討する考えを示唆した。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 9月2日8時32分更新