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□ヒズボラ支援の停止を要請か 国連事務総長がシリア大統領と会談 [アルジャジーラ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2398373/detail
ヒズボラ支援の停止を要請か 国連事務総長がシリア大統領と会談
【アルジャジーラ特約1日】中東諸国を歴訪中のアナン国連事務総長は1日、シリアの首都ダマスカスで、アサド同国大統領と会談、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラとが実行している「停戦」問題を中心に意見交換した。
詳しい会談内容は明らかになっていないが、国連筋は「会談は友好的に進み、成果があった」と強調した。
事務総長付きのファウジ報道官は、「首脳会談では国連安保理の停戦決議の履行問題を話し合った。アサド大統領は同停戦決議への支持と履行に当たっての協力を約束した」と述べた。
国連決議が求めている隣国レバノンとシリアとの国境線画定問題について、同報道官は「この問題を含むすべての問題が取り上げられた」と述べるにとどまった。
また、アナン事務総長は今回の首脳会談でシリアに対し、ヒズボラへの支援を停止するよう求めたとみられる。シリアとイランがヒズボラ支援を続けているとされる。
さらに、アナン事務総長は今回の中東緒国歴訪では、最初の訪問国レバノンで、「シリアに在レバノン大使館をベイルートに開設し、通常の外交関係を結ぶよう求める」との意向を明らかにしていた。同開設問題が取り上げられたかどうかは不明だが、シリアはこれまで、関係の深い隣国レバノンに大使館を開設する必要はない、との立場をとっている。
このためレバノン国内には「シリアはレバノンの主権承認に否定的」とする不信感が強く出ている。シリアは昨年2月までの29年間にわたり、レバノンに軍隊を駐留させていた。
このほか、昨年2月に起きたハリリ前レバノン首相暗殺事件にシリア治安関係者らが関与しているとされ、国連の特別調査委員会が今月末にも、報告書を提出する予定。(翻訳・ベリタ通信=志岐隆司)
2006年09月02日18時05分