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イスラエルがレバノン南部に集束爆弾、不発10万発
【ニューヨーク支局】AP通信によると、国連のヤン・エグランド人道問題調整事務所長(国連事務次長)は30日、イスラエル軍が今月14日のレバノン紛争停戦発効前の3日間に、レバノン南部に集中的にクラスター(集束)爆弾を使用したとして、「まったく不道徳だ」と非難した。
レバノン南部ではクラスター爆弾の不発弾による被害が深刻化しており、31日にストックホルムで開催されるレバノン復興支援国会合でも対策が議題になるとみられる。
国連地雷対策調整センターがレバノン南部でクラスター爆弾が使用された379か所を調査したところ、約10万発の不発弾が見つかった。約25万人に上るレバノンの避難民は、不発弾を恐れて自宅に帰還できない状況が続いており、支援物資搬入の阻害要因にもなっているという。
エグランド事務次長は「毎日、不発弾が原因となって人々が死傷している」と指摘した。事務次長はさらに、クラスター爆弾を提供している米国などに対しても、イスラエルと対策を協議するよう求めた。
(2006年8月31日14時14分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060831i307.htm