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http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/newsdata/News2006830_3375.html から転載。
■ ハマース、ジャクソン牧師による捕虜交換の仲介を歓迎
2006年08月30日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ世界面
【ダマスカス:諸通信社】
米の黒人指導者、ジェシー・ジャクソン牧師が一昨日ダマスカスでハマースのハーリド・マシュアル政治局長と会談し、パレスチナ側に捕らわれているイスラエル兵の解放を仲介するとの提案を行った。
昨日、ハマース政治局メンバーであるムハンマド・ニザール氏は、ジャクソン牧師がイスラエル兵解放を仲立ちしたいとの希望を提起し、マシュアル政治局長もこれを歓迎したと語った。また会談でマシュアル氏は捕虜の同時交換の原則を確言したとも述べ、ジャクソン氏との会談は率直で重要かつ有益なものだったと評した。
一方、ジャクソン牧師は昨日発表された記者発表において、ダマスカスでの会談中、マシュアル氏がイスラエル兵は生存しており、安全な場所にいると告げたことを確認し、ハマースは捕虜、なかでも女性と子どもたちの交換原則に関心を示しており、捕虜交換の手続きについて同意に達することを望んでいる、と付け加えた。
さらにジャクソン牧師は、このベイルート訪問中にヒズブッラーのナスルッラー党首にも面会し、その後同日中にイスラエルに発って、両者間の捕虜交換交渉を仲介したいとの考えを示した。
URL: http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/data/ahram/060830ahram_ky.mht
(翻訳者:山本薫)