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http://0000000000.net/p-navi/info/news/200609280309.htm から転載。
2006.09.28
「アラブ人に水をやる必要はない」イスラエル地裁
ハマスとファタハの連立政権が白紙に戻ったと伝えられているが、ハマスは今後の連立に対して「楽観的だ」という報道も出ている。
27日(水)、ガザ最南端のラファでは空爆で14歳の少女ひとりが殺され、最低14人が負傷したというニュースが入っている。ナブルスへの連日の侵攻が終わったと思うと、次はラファ。事件の起きない日がないパレスチナ。
ラファでの空爆
ラファの民家を標的にしたイスラエル軍のミサイル投下で、14歳のアッザ・アハマド・ハマドさんが殺された。最低14人が負傷し、うち3人は重体でハンユニスのヨーロピアン病院に搬送されている。殺されたアッザさんの母親も負傷した。
標的となった民家は2回の空爆を受けて、完全に破壊された。
イスラエル軍はこの家が「密輸」用トンネルを隠していたと主張するが、前日にパレスチナ治安部隊がトンネルを発見し、封鎖をしたところだった。パレスチナ治安部隊はこのトンネルがレジスタンスのためではなく、犯罪(的取引?)に使われていたようだったと言っている。
( Child killed, fourteen civilians injured in an Israeli shelling to a Rafah house より)
http://www.imemc.org/content/view/21686/1/
[トンネルがあろうとなかろうと、それがイスラエル軍が家屋を破壊し、人を殺す理由にはならない…。]
「アラブ人には水をやる必要はない」イスラエル地裁
イスラエルのネゲヴ砂漠に住むベドウィンたちの非公認村が上水を求めて訴えていた件で、イスラエルのハイファ地裁は「これは村のレギュレーション(規則)の問題だ」として、水の権利を否定する裁決をだした。
この訴えはベドウィン100家族以上がアダラー法律センター[イスラエル内のアラブ系の人々の法的な問題を扱うNGO]に委託して水を求めて起こしていたものだった。アダラー法律センターはイスラエルの基本法、また国際法に照らして
「これらの人々は人間としての尊厳と自由への権利を持つ」
と訴えていた。しかし、「非公認」の村は「不法な居住区」であるという論理によって、人間としての最低限の権利を認められなかった。
アダラー法律センターはこれをネゲヴからのベドウィンの追い出しの一環だとしている。
( Israeli court says no to Bedouin villages appeal for clean water connection IMEMC News25日付。裁決がわかったのは21日のこと)
http://www.imemc.org/content/view/21674/1/
[イスラエル内のアラブ系居住地区は、予算もユダヤ系地区の半分とされ、インフラも整備されずに放置されている。さらにイスラエル国家「非公認」の村となると、人が生きているにも関わらず、このように最低の権利さえも保障されていない。国際法的には違法な入植地が他の場所よりも優遇されているという現実の裏側で──。 さらにここ数年、ネゲヴのベドウィンは追い出しの対象となっていて、家屋破壊などの被害が増加している]
その他、気になるニュースやリンク
(未完成)
・ Report: Israeli forces abducted 800 Palestinians, killed 300 and injured 1000 in three months
http://www.imemc.org/content/view/21663/1/
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