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イスラエル、停戦後初のレバノン本格攻撃)
2006年08月20日01時05分
http://www.asahi.com/international/update/0819/016.html
イスラエル軍は19日、レバノン東部バールベック近郊を18日夜から19日未明にかけて攻撃したと認めた。イスラエル国内の報道では、イスラム教シーア派武装勢力ヒズボラの戦闘員3人、イスラエル人将校1人が死亡した。国連安全保障理事会の停戦決議が14日に発効してからイスラエル軍による本格的なレバノン領内への攻撃は初めて。
レバノンのシニョーラ首相は19日、「あからさまな停戦決議違反だ」と反発。ムル国防相は、国連から明確な説明がなければレバノン南部への国軍展開の中止もあり得ると警告した。
停戦発効後も、小規模な衝突は散発していた。しかし今回、イスラエル軍がレバノンとの境界線から約100キロ北方への攻撃に踏み切ったことで、停戦決議の実効性が揺らぐ可能性がある。
ロイター通信によると、奇襲部隊がヘリコプターで運んだ2台の軍用車に分乗して攻撃。ヒズボラ側の激しい反撃を受け、イスラエル軍による空爆の援護を受けながら撤退したという。
19日のイスラエル軍放送は「イランとシリアからのヒズボラへの武器供給を絶つ目的だった」と述べ、ヒズボラへの武器供給を防ぐとの内容を盛り込んだ停戦決議には違反しないと強調した。