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□[英テロ計画]アルカイダ幹部関与か パキスタン紙など報道|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2341558/detail?rd
[英テロ計画]アルカイダ幹部関与か パキスタン紙など報道
【ニューデリー西尾英之】英国で摘発された旅客機爆破テロ計画は、パキスタンとアフガニスタンの国境地帯に潜伏する国際テロ組織「アルカイダ」の最高幹部が深く関与した可能性が出てきている。01年の米同時多発テロを引き起こしたウサマ・ビンラディン容疑者やナンバー2のアイマン・ザワヒリ容疑者は、米軍によるアフガン攻撃で両国国境の山岳地帯へ逃亡し、5年近い潜伏生活を続けている。アルカイダの関与が事実なら、逮捕者供述などから最高幹部の所在の手がかりが得られる可能性もある。
爆破計画の中心人物としてパキスタンで逮捕されたラシド・ラウフ容疑者(25)は01年の同時テロ事件後に英国からパキスタンへ入国。その後同国のイスラム過激派「ジェイシ・モハマド」の指導者の親類の女性と結婚した。ジェイシ・モハマドはアフガンのタリバンやアルカイダとの関係が深い。パキスタン情報筋によるとラウフ容疑者はその後何度もアフガンへ入国し、同国でアルカイダ関係者と会っていた可能性が強い。
パキスタンの有力英字紙「ドーン」は19日、信頼できる情報源の話として、「旅客機爆破計画の首謀者はザワヒリ容疑者の義理の息子だ」と報道した。同紙は義理の息子が計画の実行グループとパキスタン・アフガンの国境地帯で面会し、資金を提供したとしている。
一方、AFP通信などは18日、爆破計画の中心メンバーとしてパキスタンで逮捕されたラシド・ラウフ容疑者の供述から、計画の首謀者は中東出身のアルカイダ幹部で、アフガニスタン東部のクナール州に潜伏していることが判明、情報はアフガンでアルカイダ掃討作戦を続ける米軍にも伝えられたと報じた。
またAP通信は17日、「ザワヒリ容疑者が今回のテロ計画を承認していた」と報じるなど、爆破未遂事件をめぐり、アルカイダ幹部の関与を示す情報が相次いでいる。
いずれも情報源は匿名のパキスタン当局者などで、同政府が今回の事件で自国が「テロの温床」と非難されることを防ぐために意図的に「アフガンのアルカイダ」を強調している可能性もある。
しかし、アルカイダ最高指導部が同時テロから丸5年のタイミングを狙って事件を企てた可能性も否定できない。
最近は情報がほとんどないビンラディン容疑者に比べ、ザワヒリ容疑者は今年1月、クナール州に隣接するパキスタン国内で会議に出席中との情報があり、米軍が無人攻撃機で爆撃して殺害を企てるなどの動静情報も多く、事実上のアルカイダのトップとして活動している様子がうかがえる。
今回の爆破未遂事件をきっかけにザワヒリ容疑者の拘束や殺害に結び付けば、米国が主導する「テロとの戦い」の大きな勝利となる。
2006年08月19日19時03分
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http://www.asyura2.com/0601/war83/msg/891.html
投稿者 white 日時 2006 年 8 月 19 日 17:33:03: QYBiAyr6jr5Ac