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各国が約3500人を派遣と、国連レバノン暫定軍の増強
2006.08.18
Web posted at: 20:57 JST
- CNN/AP
国連本部――イスラエル軍とイスラム教シーア派武装組織、ヒズボラの停戦発効を受け、レバノン南部に展開する国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の増強、部隊派遣を協議する会合が17日、国連で開かれ、約3500人の提供が表明された。バングラデシュは最大で機甲化大隊2000人の派遣を表明した。
会合には約50カ国が参加。国連のマロックブラウン副事務総長は、UNIFILの増強のため今後10日内に少なくとも3500人の増派が必要と強調した。国連安保理の停戦決議では、UNIFILは停戦監視などの任務のため、現行の2000人から最大で1万5000人に拡大する。
国連筋によると、部隊派遣を表明した他の国では、インドネシアは1機甲化大隊と技術支援部隊、マレーシアは1機甲化大隊、ネパールは1機甲化歩兵大隊の派遣を表明。フランスは約200人の増派、ドイツや英国などは航空機、船舶などの供出を表明した。デンマークは海軍の監視艇2隻を申し出た。
イタリア首相府は18日、部隊派遣計画を承認したが、具体的な人数は不明。同国政府は、ヒズボラとの衝突を恐れ、増派部隊の詳しい交戦規定などの説明を国連に求めている。会合に参加したその他の国も、UNIFILの増強部隊の作戦や行動規範の詳細を待って、回答したいとしている。米国は、参加しない意向を既に表明している。
停戦の国連決議では、ヒズボラの武装解除も求めているが、同組織はこれに応じない構えを見せている。会議の出席者によると、国連側は会合で、増派部隊はヒズボラの武装解除には従事しない、と説明したという。
AP通信によると、マロックブラウン副事務総長は、増派部隊のレバノン南部での任務は、同国政府とヒズボラが合意する武装解除に関する政治合意を監視することにある、と述べた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200608180037.html