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侵攻のイスラエル軍兵士にお茶のもてなし、レバノン軍
2006.08.18
Web posted at: 18:10 JST
- CNN
ベイルート(CNN) イスラエルのテレビ局は18日まで、レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラとの交戦で、イスラエル軍が8月10日、レバノン南部のマルジャユーン町に侵攻、制圧した際、投降したレバノン守備隊から「お茶」のもてなしを受ける異例のビデオを放映した。
レバノン政府はイスラエル国家を認知しておらず、国民がイスラエル人と接触することも禁じている。レバノン南部などに拠点を持つヒズボラ系のテレビもこのビデオを放送、同町のレバノン兵を「脱走者」と糾弾した。ヒズボラはレバノン政権にも強い影響力を持っている。
AP通信によると、レバノン内務省は同町の守備隊司令官だった将軍の逮捕を命じた。
このビデオによると、マルジャユーン町に侵攻したイスラエル軍戦車2両が守備隊の駐屯(とん)地に近付くと、守備隊は白旗を掲げ、投降した。この後、兵営の中でイスラエル兵にお茶がふるまわれたという。この模様はイスラエル人によってビデオ撮影された。
レバノンの情報機関筋によると、イスラエル軍の同町侵攻では武装衝突はなかった。この一方で、中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどはヒズボラの情報として、激しい戦闘があり、イスラエル軍戦車2両が破壊されたとも報じていた。
レバノンの内務省当局者は、マルジャユーン町の守備隊は戦闘部隊ではなく、住民を守る警察としての任務が主流の部隊と指摘。武器も警護用しかなく、戦車やミサイルも保有していないとしている。
イスラエル軍、ヒズボラの交戦は、安全保障理事会の停戦決議を受け停戦が発効。イスラエル軍がレバノン南部から撤退、レバノン国軍、拡充された国連レバノン暫定駐留軍(UNIFIL)が同地域に展開、停戦監視などに当たることなっている。ヒズボラは武装解除を求められたが、応じる構えは見せていない。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200608180031.html
コメント:マルジュユンの町は、レバノン南部地域内の北東にあり、苦戦するイスラエル軍が、
8月10になぜかあれよあれよいう間に占領した地域でした。
もともとヒズボラの「首都」ビント・ジャベイルや国境の村アイタ・アル・シャハブと違って、
ヒズボラの強固な拠点ではなく、レバノン軍支配地域でしたが、裏切りがあったということのようです。
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(参考)ヒズボラの公式サイトに載せられたイスラエル軍メルカバ戦車の黒焦げ写真。
http://www.shiaweb.org/hizbulla/waad_alsadeq/pa301.html
一枚目の砲塔が吹き飛んでいるのは最新型のメルカバ4ではないということです。