★阿修羅♪ > 戦争83 > 868.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2006/08/12
http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/107598965.html
――――――――――――――――――――――――――――――――――
□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□
イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report 日本語版
編集&発行 山本史郎/イラク情勢ニュース
webサイト
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□□□□□□■□
――――――――――――――――――――――――――――――――――
2006/08/18 (金)
※ きょう紹介する主な内容 ※
☆イラク・レジスタンス・レポート 8月12日付
◆ラマディ: 米軍が15歳の少年を処刑
◆ファルージャ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を引き裂く
◆ファルージャ警察の解散で、米・傀儡軍がファルージャに
警察が集団辞職したという話しも伝わる
◆クート: レジスタンスが米・ポーランド軍基地を砲撃
--------------------------------------------------------------------
□イラク・レジスタンス・レポート 2006年8月12日 木曜日
■Iraqi Resistance Report for events of Saturday, 12 August 2006
--------------------------------------------------------------------
http://www.albasrah.net/en_articles_2006/0806/iraqiresistancereport_120806.htm
●アンバル州 Al-Anbar Province
◆ラマディ: 米軍が15歳の少年を処刑
Americans execute 15-year-old boy in ar-Ramadi Friday
イスラム・メモは12日午後5時5分の速報で、米軍がラマディ市で15歳
の少年を冷酷に銃殺したと報じた。
イスラム・メモのラマディ通信員のレポートによると、ハジャハ・ハリダ・
ファラジュ・アルワニは「米軍が裁判所の裏で息子を処刑した」と話したが、
彼女は息子の遺体の前で泣き崩れ、それ以上の詳細は判らなかった。
しかし犠牲者の隣人たちが、2日前に市内で遂行された拘束作戦のさなか、
少年は米軍に連行されたと説明した。その後、11日に米兵が現場に車でやっ
てきて、ムハンナド・ハミドの遺体を車から放りだした。少年は中学校の4年
生だった。ムハンナド・ハミドはキャンディーを売る小さな店を開いていて、
彼が母親と3人の妹の唯一の支えだった。
米兵は彼をモスクの壁際に立たせて銃弾を浴びせ、殺害した。証言者の1人
は、ムハンナドの父親は1年以上、ブッカの米軍捕虜収容所に捕らえられてい
ると話した。
◇ラマディ: 米軍は60人を拘束したと発表
◆ファルージャ: レジスタンスの爆弾が米軍車列を引き裂く
Two Resistance bombs rip through American column
バグダッド西方60キロに位置するファルージャ北部のサジャル地区に近い
ハイウェイにおいて、通行中の米軍車列近くでイラク・レジスタンスの爆弾2
発が相次いで爆発した−−イスラム・メモが12日昼12時10分の速報で伝
えた。
イスラム・メモのファルージャ通信員はサジャル在住の目撃者の話として、
ファルージャの北側入り口に近いハイウェイの路肩に埋設されていた爆弾2発
が、米軍車列の通過するそばで相次いで爆発する。
この爆発で米軍ハンビー2台が完全に破壊され、米兵6人が死亡、ほかに3
人が負傷した。
◆レジスタンスがサクラウィヤの米軍司令部を砲撃
Resistance mortars pound US headquarters in as-Saqlawiyah
イラク・レジスタンス勢力は、ファルージャ北東15キロにあるサクラウィ
ヤの米軍司令部に迫撃砲攻撃を浴びせた−−イスラム・メモが午後12時10
分の速報で報じた。
◆ 同 : 警察の解体で、米・傀儡軍がファルージャに
US, puppet troops move to exert authority in al-Fallujah
after ordering locally recruited puppet police force dissolved
イラク国家警護隊を従えた米占領軍は、ファルージャ市の傀儡警察に解散を
命令したあと、市内各所の住宅地で大規模な急襲作戦を展開した−−イスラム
・メモが12日午前10時45分の速報で伝えた。
イスラム・メモの通信員は市内在住の目撃者の話として、合同軍が夜明けか
ら朝まで、市内の幾つかの通りぞいに、大規模で集中的なパトロール作戦に着
手した、とレポートした。
米軍とイラク傀儡軍兵士は、ファルージャ広範囲に制圧する軍事手法として、
工業地区と北東部のシュルタ地区、ジャギフィ地区を急襲した−−目撃者が報
告した。
11日には、米軍は地元の傀儡警察を解散し、警察官は国家警護隊に任務を
引き継ぐよう命令した。
ファルージャの傀儡警察は、市の代表と米軍の合意のもとに、地元でファル
ージャ住民のなかから募集・採用された。傀儡の国家警護隊は多くが親米シー
ア至上主義の民兵から引き抜かれた。
後に、イスラム・メモは12日午後3時28分の速報で、ファルージャの傀
儡警察数十人が集団辞職していた、とレポートした。このレポートの前の速報
では、米軍が傀儡警察の解散を命令したと報じていた。
イスラム・メモの通信員は、交代するあいだ、市内には警察のパトロールも
検問所もなかったが、米軍および傀儡イラク軍の兵士が市内に多数配置された。
同通信員は、警察の解散問題について、違った話が市内で語られているとレ
ポートした。一部の者は、警察はレジスタンスから米軍のために働くのを止め
るよう警告されていたという。また別の話では、米軍が傀儡警察を米兵を守る
ための「人間の盾」にしようとしていて、警察がその任務につくのを拒否して
いたという。
●ワシト州 Wasit Province
◆クート: レジスタンスが米・ポーランド軍基地を砲撃
Resistance pounds joint US-Polish occupation base with heavy mortars
バグダッドの南東150キロに位置するクートの北で、イラク・レジスタン
ス勢力は120ミリ迫撃弾4発を米・ポーランド軍合同基地に撃ちこんだ−−
イスラム・メモが12日午後1時54分の速報で伝えた。
イスラム・メモのクート通信員はヌマニヤ基地周辺住民の話として、米・ポ
ーランド軍合同司令部が迫撃弾を浴び、煙の柱が上空にたち昇ったとレポート
した。
●バグダッド Baghdad
◇市内南西部: レジスタンスが治安部隊の司令部を砲撃
◇アザミヤ: レジスタンスの爆弾が国家警護隊を襲う
◇市内東部: 治安警察を狙ってレジスタンスの爆弾
◇市内北西: シーア派民兵の本拠にレジスタンスが砲撃
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province
◇サマッラ: イラク治安部隊を伴って米軍多数が市内に
◇ドジャイル: 米軍基地にむかう車列を爆弾が襲う
◇ドルイヤ: レジスタンスの爆弾が米軍ハンビーを破壊
●ディヤラ州 Diyala Province
◇マダイン: レジスタンスの爆弾で米兵が死亡
◇バクーバ: レジスタンスの爆弾が傀儡警察を襲う
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンスの爆弾で米兵4人負傷
◇モスル: レジスタンスの爆弾で傀儡警察が死亡
――――――――――――――――――――――――――――――――――
オリジナル(英字):
http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
英語への翻訳・編集 Muhammad Abu Nasr
日本語版はイラク情勢ニュース(URUK NEWS)のコンテンツです
http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/
メール宛先 uruknewsjapan@ybb.ne.jp
――――――――――――――――――――――――――――――――――
読者登録/解除は右から http://www.mag2.com/m/0000169265.html